デジタルマーケティング支援企業のアタラ合同会社(本社:神奈川県横浜市、CEO:杉原剛、以下、アタラ)は、2023年5月10日(水曜日)に、マーケティングデータ統合サービス「glu X」の提供を開始したことをお知らせします。
【背景】
運用型広告の配信実績データやSNSのデータなど、さまざまなデータを取得できるようになった現在、データに基づくマーケティングが重視され、経営の観点からも、その必要性は高まっています。一方で、データ活用の要となる「データの収集」や「データの加工」に課題を抱えている企業は少なくありません。
データの収集は「APIの使い方を知らない」「膨大なデータ量に対応できない」「複数のソースからのデータを一元化できない」などの理由により、思うように進まないことがあります。データを収集できても、必要な形式に加工できなかったり、必要なデータを抽出して利用できる形式に変換できなかったりすれば、データの価値を十分に引き出すことはできません。データをマーケティングや経営に活用するためには「データの収集」と「データの加工」を正確に、迅速に、柔軟に行う必要があります。
そこで、アタラは、Web APIを使った豊富な開発実績とノウハウを基に、データの取り込みから統合管理した見える化の実現を支援する「glu X(グルー エックス)」を開発しました。
【サービスの概要】
従来のgluは、運用型広告に関するデータを取り込み、統合管理するレポート作成支援システムです。一方、glu Xでは、広告データに限らず、さまざまなデータを収集して一元化し、柔軟なレポーティングを可能にします。
<glu X の3つの特長>
(1)データの収集からレポーティングまでを一貫支援
SNSやサイトアクセス、検索クエリなどのデータを収集し、一元化してダッシュボードでの見える化を実現します。テンプレートを活用して、レポーティングの自動化も可能です。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleをはじめ、TwitterやInstagram、YouTubeなどのデータを収集することができます。例えば、TwitterとGoogle Analyticsを掛け合わせることで、Twitter上でのエンゲージメントからTwitter経由でWebサイトに流入したユーザーまでを一気通貫でモニタリングできます。
(2)統合的なマーケティングの分析を実現
gluと合わせて活用することで、運用型広告の配信実績データも含んだ、統合的なマーケティングの分析を実現します。
(3)使用環境に合わせたカスタマイズに対応
お客さまの環境に合わせて、ダッシュボードテンプレートのカスタマイズや、他のデータソースとの掛け合わせも可能です。データベースやBIツールへのデータ反映、BIツールやデータ収集ツールの新規導入や活用支援、ETL(データの抽出、変換、書き出し)の最適化など、さまざまなニーズにこたえるコンサルティングサービスを提供します。
<対応データソース一覧>
・運用型広告(glu)
・Google Analytics
・Google Search Console
・Twitter
・Facebook
・Instagram
(YouTube、TikTok、LinkedInなど対応データソースとダッシュボードテンプレートは順次追加予定)
glu Xを利用することで、複数のデータを収集して蓄積する手間を大幅に削減できます。蓄積したデータを可視化して、分析を簡素化し、データソースの掛け合わせを行うことで分析の統合化も可能です。ユーザーのニーズに合わせたデータ分析環境を構築し、データを活用したビジネスの正確な意思決定を実現できるようになります。
マーケティングデータ統合サービス「glu X」
https://glu.atara.co.jp/glu-x/
運用型広告レポート作成支援システム「glu」
https://glu.atara.co.jp/
【今後の展望】
今後も、アタラはデジタルマーケティング支援の経験を生かし、データドリブンな意思決定を簡単に迅速に行えるよう、取り扱うデータソースや提供するダッシュボードテンプレートを拡充し、サービスの向上に取り組んでいきます。
アタラ合同会社(ATARA, LLC) [代表者]CEO 杉原剛 報道関係の方のお問い合せ先:広報担当 直井 E-mail:pr@atara.co.jp |