Microsoft 広告について掘り下げる連載「Microsoft 広告アカウントマネージャーに聞く」。今回は2023年12月5日発表のアップデート内容をお伝えします。
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目次
Ads for chat APIのパートナーに百度が加入
2023年10月のアップデートでは、Ads for Chat APIの最初のパートナーであるSnapchatとAxel SpringerのサービスにAds for Chat APIが搭載されたことをお伝えしました。SnapchatではMyAIチャットボット、Axel SpringerではHey_に組み込まれます。
今回のアップデートでは、Ads for chat APIのパートナーに百度が加わり、モバイルキーボードのBaidu Global KeyboardにAds for chat APIが搭載されることが発表されました。
2024年初頭のリリースが予定されており、米国、カナダ、英国、オーストラリアで利用可能になります。
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予測ターゲティングの設定がMicrosoft Advertising エディター上で可能に
予測ターゲティングはオーディエンス広告で利用できるターゲティングの一つです。ランディングページや広告、オーディエンスのシグナルを活用してコンバージョンに至る可能性が高い見込み顧客を見つけることができます。
今回のアップデートでは、Microsoft Advertising エディターで予測ターゲティングの設定ができるようになったことが発表されました。
予測ターゲティングについては以下の記事で詳細をご確認ください。
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Google 広告インポート機能がファインド広告とデマンドジェネレーションキャンペーンをサポート
Google 広告インポート機能において、ファインド広告とデマンドジェネレーションキャンペーンがサポートされるようになりました。デマンドジェネレーションキャンペーンは、Googleが2023年10月にリリースしたファインド広告の後継となるキャンペーンタイプです。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
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Bing ChatがCopilotにリブランド
Bing ChatがCopilotにリブランドされました。Bingでは引き続き検索と会話を組み合わせた体験が提供されます。
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Copilotについては弊社代表の杉原、コンサルタントの大野が執筆に携わった書籍『マイクロソフト「Copilot」の衝撃 生成AI時代のマーケティング』(日経BP)においても解説しております。
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マイクロソフト「Copilot」の衝撃 生成AI時代のマーケティング
赤井 誠 (著), 杉原剛 (著), 八木克全 (著), 大野柊一 (著), 長山剛 (著)
出版社 : 日経BP
発売日 : 2023/10/26
その他のアップデート
その他に以下のアップデートが発表されました。
・Microsoft Store Adsの提供地域が拡大(日本では未提供)
・動画広告とCTV広告の提供地域が拡大(日本では未提供)
今回の発表についてのコメント(星野)
今回のアップデートでは、エディターに関する発表もありました。広告エディターは操作に慣れる必要はありますが、入稿の効率を向上させる便利なツールです。ぜひ活用してみてください。
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Ads for Chat APIやMicrosoft Store Ads、動画広告やCTV広告など、日本への展開時期が未定の発表もありましたが、今後上陸する可能性があることを考えると目が離せません。Unyoo.jpでは、Microsoft 広告に今後も注目していきます。