Criteo、サンドラッグに「Criteoリテールメディア」を導入

Criteo、サンドラッグに「Criteoリテールメディア」を導入

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Criteo、サンドラッグに「Criteoリテールメディア」導入を発表

2023年4月19日、Criteoはドラッグストア業界の株式会社サンドラッグが運営する公式通販サイト「サンドラッグ Online Store」に「Criteoリテールメディア・ソリューション」を導入することを発表しました。

※参考リンク:

 

何ができるようになるのか

今回の発表によると、サンドラッグの公式通販サイトを通じて製品を販売するブランドや企業は、ファーストパーティ・データを活用し、買い物客の興味関心に合った関連性に優れた広告をリテールメディアを通じて配信できるようになります。その結果、買い物客に最適なオンラインショッピング体験を提供し、エンゲージメントの機会を拡大することができるとともに、買い物客の効果的な獲得につながります。

 

リテールメディアの概要

ECサイトをメディア化して、そこにブランド企業が出稿するモデルにしていくというのがリテールメディアプラットフォームの基本的な考え方です。小売業者にとっては、ECサイトで商品を売って得る売り上げ以外にブランド企業を通じて広告収入を得ることができ、ブランド企業は自社の製品を求めている人にさらにエンゲージすることもできます。

Criteoはリテールメディア領域のリーダーとして10年近くリードしてきており、現在既に世界で100社以上の小売企業がCriteoのリテールメディアプラットフォームを利用しています。

※参考リンク:

 

今回の発表についてのコメント

改正医薬品医療機器等法(電子処方箋運用開始)に伴い、ドラッグストア業界のオンライン化は加速しています。同じドラッグストア業界では、ツルハドラッグがすでに先行して取り組んでいます。

しかし、広告を配信する仕組みは非常に複雑で、広告の入稿や入札調整、レポーティングなど多岐にわたります。また、精度をあげていくには莫大な時間とコストがかかってきます。今回の発表はファーストパーティ・データを有効活用し、ユーザーに適切な提供をしたいサンドラッグ側と世界でリテールメディアプラットフォームでの10年以上の実績を持つCriteo双方の強みが合致した発表だと思います。

日本の市場でも、小売業者がリテールメディアプラットフォームを活用していますが、今回のCriteoとサンドラッグの取り組みも日本の良い事例となる事を期待しつつ、引き続きウォッチしていきたいと思います。

※改正医薬品医療機器等法  参考リンク:

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