Google AdWords(Google 広告)のベストプラクティス集にイメージ広告が追加

Google AdWords(Google広告)のベストプラクティス集にイメージ広告が追加

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イメージ/ディスプレイ広告クリエイティブのベストプラクティス

Google が以前から定期的に出しているベスト・プラクティスシリーズに、イメージ広告の訴求やクリエイティブについて記したガイド「Put Your Best Image Ad Forward」が加わりました。

参考:
Inside AdWords: Best Practices for Display Creatives
Put Your Best Image Ad Forward – AdWords Help

チェックリストはウェブサイトでも確認できますし、上記のページからPDFをダウンロードすることもできます。

16項目のチェックリスト

チェックリストは全部で16項目あり、以下のような分類になっています。

しっかりと基礎を固める(Build a strong foundation)

1. 可能であれば、テキストやHTML5テンプレートなど、サイズの関係ないフォーマットも利用しましょう。イメージ広告を利用する場合は、最低でも「300×250(インラインレクタングル)」、「728×90(ビッグバナー)」、「160×600(ワイドスカイスクレイパー)」の3つのサイズは含めましょう。※リサイズされて他のフォーマットもカバーするため
2. パーソナライズされたユーザー体験を提供するために、動的な広告を利用しましょう。※動的リマーケティングを主に指しています

価値のあるメッセージを作り込む(Craft a message worth their while)

3. 購買ファンネルに合わせて違ったメッセージを仕立てましょう。適切なメッセージを適切なタイミングで。
4. 他にはない独自の売り(USP)や、価格、特典などを含めましょう。ユーザーに「違い」を伝えることで、ユーザーが理解した上でクリックすることができます。

人目を引くイメージで魅力を伝えよう(Captivate consumers with eye-catching images)

5. 製品そのもののイメージだけでなく、その製品を使っている人の顔やライフスタイルを盛り込もう。
6. 広告はブランドイメージと合わせ、ロゴもしっかり誇示しよう。ブランド理解や信頼性に繋がります。
7. メッセージを(やり過ぎない程度に)動かそう。アニメーションによって人目を引き、CTA(Call-to-action)に繋げます。

デザインに戦略的であれ(Be strategic about your design)

8. テキスト広告とイメージ広告は相互補完的に、ビジュアル的にもバランスを取ることで、キーメッセージを的確に、効率的に伝えることができます。
9. コントラストを意識した配色を心がけ、注意を惹きつけましょう。ただ、ブランドイメージから外れることは避けましょう。
10. CTAには大きく、クリック可能なボタンを使いましょう。
11. ランディングページと広告のメッセージを合わせましょう。ユーザーの体験も、コンバージョン率や品質スコアにも好影響です。

テストと最適化を怠らない(Don’t forget to test and optimize)

12. 最適化の努力には、優先順位付けを。最もボリュームのある広告グループから手を付けることで、費用対効果を最大化できます。
13. 上位の広告グループでは、3−4のバリエーションを試しましょう。良いパフォーマンスの広告を求めるために、違ったメッセージをテストしましょう。
14. 最適化を自動化するために、広告ローテーションも加味しましょう。
15. マニュアルでテストをする場合は、テスト内容をしっかり把握すること。マニュアルテストの場合、必要以上にパフォーマンスの低い広告を配信してしまいがちです。
16. 数週間に一度は新しい広告に入れ替えましょう。素晴らしいバナーでも、効果はだんだん目減りしていくものです。
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その他のベストプラクティス

ちなみに、ベストプラクティス集は定期的に追加されていますが、最近日本語でも閲覧が可能になったようです。

参考:AdWordsのベストプラクティスシリーズが日本語化 | SEMHACKs

これまで発表したベストプラクティスの多くが日本語化されています。この資料もそのうち日本語化されると思いますが、参考までにご確認頂ければ幸いです!

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