Googleは、2020年1月9日(木)にLooker Studio(旧Google データポータル)の自動メール配信機能とMySQLなどのデータ更新頻度に関するアップデートを発表しました。
目次
Looker Studioの自動メール配信機能のアップデート
Looker Studioの「メール配信をスケジュール」機能では、指定したメールアドレスに定期レポートを送信することができます。送信されるメールには、レポートの PDF ファイルが添付され、本文にはLooker Studioで作成したレポートの1ページ目のプレビューと、レポートへのリンクが記載されます。
今まで配信頻度は、「毎日」「毎週〇曜日」「毎月〇日」の3種類のみ設定が可能でした。
今後は上記に加えて「カスタム」が選択可能になり、「〇日おき」「〇ヶ月おき」「毎週〇曜日と〇曜日」「隔週〇曜日」などのより柔軟な設定ができるようになりました。
「〇日おき」または「〇ヶ月おき」に配信したい場合
下図は、「3日おき」に配信する場合の設定内容です。リピートでは「カスタム」を選択し、頻度では「日間」を選択しつつ、任意の数字を入力すると「〇日おき」という設定になります。1~365の間で選択可能です。「〇ヶ月おき」で設定したい場合は、頻度を「日間」ではなく、「ヶ月」を選択してください。
「隔週〇曜日と〇曜日」に配信したい場合
下図は、「隔週月曜日と木曜日」に配信する場合の設定内容です。リピートでは「カスタム」を選択し、頻度では「週間」を選択しつつ、任意の数字を入力すると「〇週間おき」という設定になります。数字は、1~52の間で選択可能です。オンでは、配信したい曜日を選択します。
Looker Studioのデータ更新頻度のアップデート
以下のコネクタの更新頻度がアップデートされ、1時間ごと、4時間ごと、12時間ごとにデータを更新できるようになりました。
- Cloud SQL
- MySQL
- PostgreSQL
- Cloud Spanner
- Cloud Storage
例えばMySQLは、今まで12時間ごとのデータ更新しか選択ができませんでした。データの鮮度を重視している場合は、今回の機能が活用できます。
Googleデータポータルの2019年のアップデートは細かいものも含めると30回発表されています。2020年のアップデートも楽しみにしたいと思います。