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Google 広告の3つのアップデート
2019年6月にGoogleは3つのアップデートを発表しました。
- ポートフォリオ入札戦略の簡素化
- ショッピング広告においてランディングページ別数値の確認が可能に
- Google 広告アプリ経由でレスポンシブ検索広告や除外キーワードの作成・編集が可能に
本記事では、それぞれのアップデート内容を紹介します。
ポートフォリオ入札戦略の簡素化
以下の3つのポートフォリオ入札戦略が変更になります。
- ポートフォリオ入札戦略にて「拡張クリック単価」が廃止になり、今後「拡張クリック単価」を使用する場合は個々のキャンペーンで設定
- 入札戦略「クリック数の最大化」で設定する「1日あたりの目標予算」が廃止となり、今後はキャンペーン単位で設定する「1日の予算」で管理
- 「検索ページの目標掲載位置」「目標優位表示シェア」の提供が終了し、「目標インプレッションシェア」へ移行
1と2は入札戦略の設定の簡素化、3は2019年3月にGoogleが発表した掲載順位の提供終了による動きです。
アップデートに伴い、設定は自動的に移行されるようですが、念のため早めに状況を確認しておくとより安心です。
ショッピング広告においてランディングページ別数値の確認が可能に
2019年6月19日(水)以降、ショッピング広告のランディングページ別数値が確認可能になりました。
今回確認可能となったのは、表示回数、クリック率、クリック数、平均クリック単価、コンバージョン率、コンバージョン、コンバージョン単価などの項目です。
例えば、あるランディングページのコンバージョン率が低下していた場合、商品の在庫不足やリンク先のエラーを起こしているなど要因分析が容易になり対策を取りやすくなります。
Google 広告アプリからレスポンシブ検索広告や除外キーワードの作成・編集が可能に
Google 広告アプリで、以下の操作が可能になりました。
- レスポンシブ検索広告の作成、確認、編集
- 除外キーワードの作成、確認、編集
- 検索クエリが表示されるカード経由での除外キーワード追加(検索クエリを除外キーワードとして直接追加)
- 広告の表示を阻害している除外キーワードの削除推奨の確認
いざという時のためにGoogle 広告アプリで何ができるのかは知っておいて損はありません。アプリをまだダウンロードしていない方は、以下のリンクからダウンロード可能です。