2016年12月に Facebook ページなどのインタラクションを条件にオーディエンスを作成する「エンゲージメントカスタムオーディエンス」がローンチされましたが、今回のアップデートにより Instagram などの新しい選択肢がオプションとして登場します。
リンク(英語のみ):
これまで提供されていた選択肢としては「動画」、「リード獲得フォーム」、「キャンバス」、「Facebookページ」の4種でしたが、今後以下の選択肢が加わります。
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- 滞留時間:Facebook または Instagram で指定された広告セット内の広告を 3秒 or 5秒 or 7秒 以上見たユーザー
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- Instagramビジネスプロフィール:以下から選択
- ビジネスプロフィールでアクションを実行した全てのユーザー
- ビジネスプロフィールにアクセスした全てのユーザー
- 投稿または広告でアクションを実行したユーザー
- ビジネスプロフィールにメッセージを送信したユーザー
- 投稿または広告を保存したユーザー
- Instagramビジネスプロフィール:以下から選択
- イベント:以下から選択
- イベントに「参加予定」または「興味あり」と回答したユーザー
- イベントに「参加予定」と回答したユーザー
- イベントに「興味あり」と回答したユーザー
※イベントを条件にする場合、特定のイベントを指定することも、指定せず全てのイベントを対象とすることが可能です。なお、条件に広告/オーガニックは関係しません。
● ローンチスケジュール
2017年7月24日から10%の広告主を対象にテストローンチしており、同年8月21日にはグローバルで100%の広告主を対象にフルローンチ予定とのことです。
ホワイトリスト化も可能とのことで、申請する場合は担当営業宛に広告主名と広告アカウントIDが必要になります。
● 画面イメージ
アップデートが完了したアカウントでは下図のように表示されます。
滞留時間、イベントについてはプルダウンメニューが英語表記になっています。
滞留時間:
イベント:
本アップデートによって、より見込みの高いユーザーの特定・アプローチや、興味のレベルに応じたクリエイティブの出し分けが可能になるのではないでしょうか。
エンゲージメントカスタムオーディエンスの過去の一連のアップデートが以下になりますので、あわせてご参照ください。