2016年12月8日(日本時間で12月9日)、Google はAdWordsのユーザーリストがキャンペーンレベルで設定可能になったことを発表しました。
リンク:Save time by applying audience lists at the campaign level
アップデート内容詳細
これまでユーザーリストの設定は広告グループごとに行う必要があったため、大量の広告グループで構成されるRLSAやカスタマーマッチを活用したキャンペーンにおいて、ユーザーリストの登録ならびにリストごとの入札単価調整は運用者にとって負担となるケースが多かったかと思います。
今回のアップデートにより、運用者はキャンペーンレベルでユーザーリストを設定出来るようになり、設定工数の削減のみならず、各ユーザーリストの効果測定、入札単価調整もキャンペーンレベルで可能となり、キャンペーン単位でのユーザーリストの最適化を行えるようになります。
(下記の通り、ターゲティングの追加先として「キャンペーン」が選択出来るようになっています)
こういった一見すると細かなアップデートも、知っているのと知らないのとでは日々の運用に影響が出るかと思いますし、その積み重ねがのちの運用成果を左右することもあるかもしれません。引き続き、アップデート情報にしっかりとキャッチアップしたいものですね!