正式なローンチ日程が不明ですが、Facebookのカスタムオーディエンスで「キャンバスのビュー」が利用できるようになりました。アップデートのアナウンスもありませんので、ご自身の運用されているアカウントに適用されているかご確認頂ければと思います。
モバイルに特化したランディングページの役割を担ってきたキャンバスですが、これまで離脱したユーザーにリターゲティング広告を配信する手段がありませんでしたので、このアップデートを待っていた広告主も多いのではないでしょうか。
作成手順ですが、まずはカスタムオーディエンスの作成時に「Facebookでのエンゲージメント」を選択します。
これまでは「動画」と「リード獲得広告」のオプションのみでしたが、新たに「キャンバス」が表示されています。
対象とするキャンバスを選択し、ビューが発生したユーザー全体を含めるか、キャンバスからウェブサイトに遷移したユーザーに限定するかを選びます。[過去] というオプションではキャンバスでアクションを実行したユーザーを何日間オーディエンスとして保存するか設定し、365日間以内で任意に調整可能です。
2016年6月に制作ツールが一新(※1)し、同年7月にモバイルアプリ向けのキャンバスも発表(※2)されるなど、モバイルファーストの現代に合わせキャンバス関連のアップデートも増えてきました。モバイル対応が進んでいない場合などはキャンバスが大いに活躍することと思いますので、制作も容易になったことですしご活用頂ければと思います。