AdWords API v201607がリリースされました。
リンク: Announcing v201607 of the AdWords API
主要な変更点は以下のとおりです:
- 拡張テキスト広告への対応。本番アカウントでのサポートが開始されました。
- 品質スコアの透明性がアップ。透明性を高めるため、キーワードの品質スコアを判定するための十分なインプレッションがない場合、Keywords PerformanceおよびCriteria Performanceの各レポートにおいて、QualityScoreに対し2つのダッシュ(–)値を返します。v201605で導入されたHasQualityScoreフィールドには、QualityScoreがない場合はfalseを返します。また、品質スコアがないクライテリアがある場合、qualityInfo属性にはAdGroupCriterionServiceのgetおよびqueryリクエストは返されません。
- 価格表示オプションへの対応。新しいPriceFeedItemタイプを活用します。
- 「コンバージョンに至ったクリック」が廃止。
- プラットフォームの入札単価調整への対応。デスクトップPCおよびタブレットに特化した入札単価調整がキャンペーンおよびキャンペーンパフォーマンスレポートに追加されました。入札単価調整の管理については現在はテストアカウントのみ対象ですが、数週間のうちに本番アカウントにロールアウトの予定とのことです。
- CustomerService.getが廃止され、より柔軟なgetCustomersメソッドにとって替わります。
v201601のサンセットは2016年8月27日、v201603のサンセットは2016年10月25日です。Googleはv201605での開発をスキップして、v201607への移行を推奨しています。
ここ最近のAdWords APIは新機能追加に伴い矢継ぎ早に更新されていきますね。APIの対応タイミングは難しいですが、効率よくアップデートしていきましょう。