2016年4月20日、Yahoo! JAPANはYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)のサイトリターゲティングにおいて、ターゲットリストに新たな条件を設定できるようになりました。
※リリース:【YDN】サイトリターゲティング ターゲットリストの条件追加について
これにより、今まで各URLレベル・ラベルでリストを生成するのみでしたが、新しく3種類加わっています。
『ページ種別』『カテゴリーID』『商品ID』がリスト条件対象に
新たに追加された条件は以下となります。(全てサイトリターゲティング用タグ内で設定する仕様です)
■ページ種別:
トップページ、商品一覧ページ、検索結果ページなど、サイト内の特定のページへのアクセスを7種に条件を分けて指定できます。
設定できる、7種の内訳は、以下のとおりです。
※【注意】上記以外の文字列は指定しないでください。正しく配信できない恐れがあります。(ヘルプページより引用)
ページ種別はURL条件に縛られることなく、ユーザー側でコンテンツの定義を決めてリスト化できるので、様々なニーズに対応できそうですね。
■カテゴリーID:
任意でカテゴリーIDを設定し、訪問者が特定の商品カテゴリーの閲覧、購入(申し込み)、検索など、条件として設定が可能です。
■商品ID:
カテゴリーIDと考え方は同様で、商品IDとして任意で設定でき、特定の商品毎でのユーザーアクションに応じて条件として指定できます。
■細かいタグ設定などはヘルプに記載がありますので、ご確認ください。
組み合わせリスト・類似リストとしても活用
新たに追加されたターゲットリストも、他のリストと組み合わせてオリジナルリストを作成することができますし、対象リストを類似リストとして活用することもできます。
この3種類のターゲットリストが追加されたことで、よりサイト構造と連動させたユーザー深度でのコミュニケーションが実現できるので、YDNリターゲティングを再考されてみてはいかがでしょうか。