目次
Google 広告の2023年主要アップデート記事をまとめました
本記事では、2023年のGoogle 広告、主要アップデートをピックアップしました。Unyoo.jpで取り上げたアップデートとあわせて、ぜひご一読ください。
Google 広告共通
新デザインの管理画面をテスト
主な変更点は三つあり、小規模にテストされました。
管理画面の新しいナビゲーション
再編成されたインターフェイス
リフレッシュされたルックアンドフィール
※参考リンク:
4種類のアトリビューションモデルの廃止
Google 広告で、ファーストクリック、線形、減衰、接点ベースのアトリビューションモデルが廃止されました。
※参考リンク:
Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)からのコンバージョンインポート機能が向上
Google 広告において、インポートしているコンバージョンアクションのアトリビューションモデルをデータドリブンアトリビューションに設定している場合、GA4のコンバージョンのラストクリックがGoogle 広告かどうかに関わらず、貢献度が割り当てられた小数点付きのコンバージョンがGoogle 広告にインポートできるようになりました。
※参考リンク:
ポストクッキー時代に向けて『広告データマネージャー』を発表
新しい効果測定機能である、Google 広告データマネージャー(Google Ads Data Manager)が発表されました。ChromeのサードパーティCookieサポート廃止が2024年に迫っている中で、ファーストパーティデータを活用するために注目していきたいですね。
※参考リンク:
検索
検索広告とP-MAXでブランドトラフィックをコントロールする機能を発表
検索広告の部分一致での配信においても、トラフィックをブランド関連に絞ることが可能になりました。
※参考リンク:
レスポンシブ検索広告で生成AIを活用したアセット自動生成機能をリリース
レスポンシブ検索広告で、すでに使用している見出しや説明文とランディングページの内容に基づいて、自動的に広告アセットを作成する機能がリリースされました。
※参考リンク:
YouTube
YouTube 広告、マストヘッド広告で時間単価制を導入
YouTubeのマストヘッド広告に時間単価制を導入したことを発表しました。指定時間の前後1時間の間、マストヘッドに独占的に配信するなどが、できるようになります。
※参考リンク:
YouTube ショートで認知目的の広告配信が可能に
認知目的の広告配信メニューである、動画リーチキャンペーンとYouTube Selectの広告配信面に、YouTube ショートが加わりました。
※参考リンク:
動画視聴キャンペーンのリリースを発表
動画視聴キャンペーンは、一つのキャンペーンでスキップ可能なインストリーム、インフィード、YouTube ショートに対して動画広告を配信する、視聴回数の最大化を目的とした新しいキャンペーンです。
YouTubeの複数のフォーマットを横断するキャンペーンであることから、適切なタイミングで、適切な場所で、ユーザーに動画広告を配信し、効率的に広告効果を高めることが期待できます。
※参考リンク:
『スポットライト・モーメント』を発表
スポットライト・モーメントはYouTubeの新しい広告パッケージです。その瞬間に最も関連性が高く、魅力的なコンテンツの隣に、ブランドの動画を配信できるようになります。
※参考リンク:
P-MAX
P-MAXキャンペーンの最新機能を発表
2023年2月より、アカウント単位での除外キーワード設定が可能となりました。また、アセットライブラリでのみ使用可能であった動画作成ツールが、P-MAXのキャンペーン設定および編集ワークフローから使用できるようになり、利便性が向上しました。
※参考リンク:
ホテル予約促進向けのP-MAXキャンペーンを展開
ホテル予約促進向けのP-MAXキャンペーンを展開することを発表しました。ホテル事業の広告主にとっては、取り入れるメリットが非常に大きいのではないかと思われます。
※参考リンク:
P-MAXで店舗販売状況レポートと店舗販売重視入札の提供
店舗目標やオムニチャネル入札目標重視のP-MAXで「店舗での販売」の機能を利用できるようになりました。総売上を正確に測定し、店舗での収益を重視した入札を行うことが可能になります。
※参考リンク:
P-MAXに生成AIクリエイティブ作成機能を実装。SynthID透かしも導入
2024年初頭には、Google 広告のアセットライブラリを通じて、全てのアカウントでAIを活用した画像編集が可能になる予定です。クリエイティブの新しいバリエーションを大規模にテストできるようになることが期待できます。
※参考リンク:
検索テーマを活用して関連性の高い新たなトラフィックに配信(ベータ版)
P-MAXで検索テーマ(ベータ版)がリリースされました。検索テーマを設定することで、まだリーチされていないプレースメントに、簡単に広告を配信できるようになります。
※参考リンク:
Googleショッピング広告
美容製品のARショッピングを強化。ARビューティー広告も発表
GoogleでARを使ってショッピングができるARビューティー機能に、リップ、アイシャドウ、ファンデーションに加え、ヘアカラーが追加されました。また、ファンデーションの色合いを自分でバーチャルに試すこともできるようになりました。
※参考リンク:
Google イベント
Google Marketing Live 2023イベントレポート
- Google AIによる検索キャンペーンの自動生成を発表
- P-MAXのアセット自動生成を発表
- YouTube 広告 Video viewキャンペーンを発表
- Demand Gen キャンペーンを発表
- Google Merchant Center Nextをリリース予定
- P-MAXでの分析情報の拡充を発表
多くのAI関連の機能が発表されました。今年もUnyoo.jpではイベントレポートを開催翌日に公開しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
※参考リンク:
その他
デマンドジェネレーションキャンペーンの正式リリースを発表
ファインド広告の後継となるデマンドジェネレーションキャンペーンがリリースされました。配信面にYouTube ショート、インストリームが加わり、画像と動画を用いて顧客にアプローチできるようになりました。
※参考リンク:
以上、Google 広告の2023年主要アップデートまとめでした。2024年も、次々とアップデートされるGoogle 広告を上手に使いこなしていきたいですね。