【この記事のポイント】
ファインド広告の後継キャンペーンとなるデマンドジェネレーションキャンペーンが全世界にリリース
デマンドジェネレーションキャンペーンのセットアップガイドが公開
デマンドジェネレーションキャンペーンのウェビナーが開催予定
Googleは2023年10月10日（米国時間）、デマンドジェネレーションキャンペーンを全世界にリリースしたことを発表しました。
※参考リンク：
目次
デマンドジェネレーションキャンペーンとは
デマンドジェネレーションキャンペーンは、ファインド広告の後継となるキャンペーンタイプです。配信面にYouTube ショート・インストリームが加わり、画像と動画を用いて顧客にアプローチできるようになりました。
なお、ファインド広告のアップグレードについては、2023年8月15日（米国時間）に発表されています。
※参考リンク：
デマンドジェネレーションキャンペーンの事例
Naranja X
アルゼンチンのフィンテック企業のNaranja Xは、Webサイトへの流入を増加させるためにデマンドジェネレーションキャンペーンを活用しました。SNS広告と比較して、コンバージョン単価は61%安価になり、クリック率は3倍高い結果が得られました。
Samsung Germany
Samsung Germanyは、デマンドジェネレーションキャンペーンで利用可能になった入札戦略であるクリック数の最大化を活用しました。2023年4月と比較して、クリック率の400%向上を実現しました。
デマンドジェネレーションキャンペーンのセットアップガイド
本発表では、デマンドジェネレーションキャンペーンのセットアップガイドも公開されました。
出典：公式ヘルプページ（https://services.google.com/fh/files/blogs/external_demandgen_implementation_guide.pdf）より作成
今後のアップグレードスケジュール
2023年10月から
デマンドジェネレーションキャンペーンの全世界リリースを受けて、配信中のファインド広告をデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードしたい場合は、Googleのアカウントチームに連絡する必要があります。アカウントチームとの連絡手段がない場合は、2023年12月までに自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされます。なお、過去の実績と学習データは引き継がれます。
2024年1月から
2024年1月から3月にかけて、すべてのファインド広告が自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされます。
今回の発表についてのコメント
デマンドジェネレーションキャンペーンが予定通り全世界で利用可能になりました。配信面にYouTube ショート・インストリームが加わったことにより、これまで以上に動画の重要性が高まったのではないでしょうか。Google 広告では、管理画面のアセットライブラリから動画を作成することも可能です。動画作成のハードルは低くなりましたので、積極的に活用していきたいですね。
なお、2023年11月15日深夜（日本時間）にはデマンドジェネレーションキャンペーンをテーマにしたウェビナー開催も予定されているようです。興味をお持ちの方は、参加してみてはいかがでしょうか。
※参考リンク：
facebook
X (twitter)
LINE
