Webマーケティング担当者の皆さん、日々のデータ分析業務に忙殺されていませんか?
Webマーケティング業務に関わる方には、多種多様な実績指標の確認が日々の業務で求められます。各計測ツールの管理画面で状況確認をしているものの、管理画面では大まかな傾向を把握することしかできず、多くの方が独自でレポート作成・深掘り分析用のデータ集計を行っていることと思います。これらの作成に業務の大半を費やし、施策の検討など業務改善のために必要なアクションに時間を割くことができない、という悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
本記事では、Webマーケティングに携わる方を想定ユーザーとして、Looker Studioで作成した三つのダッシュボードをご紹介します。
それぞれデータソースには以下を用いています。
- Google Search Console
- Google 広告
- Google アナリティクス 4(GA4)
本記事のダッシュボードをテンプレートとして提供するサービスも行っていますので、関心を持っていただいた場合は記事最後のリンクから、ぜひお問い合わせください!
目次
Google Search Consoleデータを用いたパフォーマンス分析ダッシュボード
課題
- 管理画面で日々、Webサイトのパフォーマンスの数値確認をしているが、より深く多角的な分析を行いたい
- 関連部署や協力会社にも、スムーズに分かりやすく実績を共有したい
この課題を解決するダッシュボード
Google Search Consoleを用いたWebサイトのパフォーマンス分析用ダッシュボードです。お持ちのGoogle Search Consoleアカウント情報を連携することで、すぐに利用できる、以下7ページの構成となっています。
- サマリー
- クエリ別
- デバイス別
- 国別
- 月別推移
- 日別推移
- 曜日別
Google 広告データを用いた広告運用実績ダッシュボード
課題
- 管理画面で日々、広告運用の実績の数値確認をしているが、より深く多角的な分析を行いたい
- 関連部署や協力会社にも、スムーズに分かりやすく実績共有したい
この課題を解決するダッシュボード
Google 広告(Google Ads)を用いた広告運用実績の分析用ダッシュボードです。お持ちのGoogle 広告アカウント情報を連携することで、すぐに利用できる、以下8ページの構成となっています。
- サマリー
- キャンペーン別
- 広告グループ別
- 月別
- 日別
- 曜日別
- デバイス別
- 時間帯別
Google Analytics 4を用いたアクセス解析ダッシュボード
課題
- GA4の管理画面で日々、自社サイトへのアクセス状況の数値確認をしているが、より深く多角的な分析を行いたい
- 関連部署や協力会社にも、スムーズに分かりやすく実績共有したい
この課題を解決するダッシュボード
GA4を用いたアクセス解析ダッシュボードです。お持ちのGA4アカウント情報を連携することで、すぐに利用できる、以下6ページの構成となっています。
- エグゼクティブサマリー
- 集客
- ユーザー傾向
- アクション
- 月別
- 日別
いかがでしたでしょうか。
Looker Studioの最大の特長は何といっても無料で使い続けられることです。そして、今回紹介したデータソース以外にもGoogle スプレッドシート、BigQueryといったGoogle 製品はもちろんのこと他社製品など、さまざまなデータソースからデータを集めて、データの整理や可視化が可能です。
本記事のダッシュボードは私たちが運営しているWebサイトから抜粋したものです。Webマーケティング領域以外・Looker Studio以外のサンプルダッシュボードも多数掲載していますので興味のある方は、のぞいてみてください。
アタラのBIツールテンプレート集を公開。ビジネス課題や使っているBIツールに合わせて、すぐに使えます。皆さまのビジネスの課題解決、Looker Studioや他BIツールでのダッシュボード作成に、本記事がお役に立てれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。
※本記事の内容は公開日時点のものです。