LinkedIn広告の管理画面にOpenAI GPTモデルでコピー推奨機能を追加
LinkedInは、2023年6月7日、ジェネレーティブAIを使った広告コピーの推奨機能を追加したことを発表しました。
OpenAI GPTモデルを使用して、LinkedInページやキャンペーンマネージャーの設定(目的、ターゲット条件、オーディエンスなど)のデータを活用し、広告の見出しやコピーを最大5つ提案するAI生成のコピー提案を開発しました。
現在、北米の少人数のユーザーを対象にテストを開始しており、今後数カ月で機能、言語、利用可能な範囲を拡大する予定とのことです。
LinkedInのプロダクト担当ヴァイス・プレジデントのAbhishek Shrivastava氏によると、LinkedInが約2000人近くのB2B企業のCMO、CFO、 シニアレベルのB2Bマーケターにヒアリングした独自調査によると、56%の方が、より多くのコンテンツをより短時間で作成するためにジェネレーティブAIに頼ることを強く望んでいるという結果が出ているとしています。
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今回の発表についてのコメント
Meta、Googleに続き、LinkedInがジェネレーティブAIを広告クリエイティブ作成の効率化のために実装する発表を行ったプラットフォームとなりました。これは一つのトレンドになりつつあるかと思いますので、他のプラットフォームも追随してくるものと思われます。
また、OpenAIはMicrosoftから巨額の出資を受けているため、Microsoft傘下のLinkedInがOpenAIの技術を活用するのは極めて自然な流れかと思われます。
今後もこの動きは追っていきたいと思います。