2023年5月2日(米国時間)、MicrosoftはMicrosoft 広告に関する5月実施のアップデート内容を発表しました。
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目次
アセットライブラリで動画アセットもサポート
アセットライブラリへの動画アップロードと管理が簡単にできるようになりました。
動画はローカルファイルもしくはURLリンクから直接アセットライブラリへアップロードでき、動画の長さやアセットタイプといった項目でもフィルタリングできるようになりました。
※2023年5月19日現在、現在動画広告サービスが提供されている国は、米国、英国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツのみです。
マルチプラットフォームのスマートキャンペーン、コード不要のコンバージョン
近々、マルチプラットフォームのスマートキャンペーン(一部のユーザーのみ使用可能)において、コード不要のコンバージョン目標を設定できるオプションが追加される予定です。コードスニペットをサイトに手動で追加する代わりに、関連するボタンを選択するだけで、コンバージョントラッキングを実行できるようになるとのことです。
キャンペーンレベルでのコンバージョンの変更履歴
近々、変更履歴レポートが更新され、キャンペーンレベルのコンバージョンが含まれるようになります。キャンペーンレベルの目標追加、キャンペーンレベルの目標削除の履歴を確認できるようになるとのことです。
新たに52か国で商品フィード作成時に英語が選択可能に
ショッピングキャンペーンにおいて、Merchant Center内で商品フィードを作成する際に英語が選択できない国もありますが、新たに52カ国で英語が選択できるようになりました。
Microsoft Audience Networkでの拡張CPCの移行作業延期
米国時間2023年3月27日に、手動CPCを使用しているオーディエンス広告は4月28日までに拡張CPCへ移行すると発表されましたが、この移行作業が延期となりました。
現在、移行の日程は未定となっており、近々発表される予定とのことです。
今回の発表についてのコメント
今月のアップデートについては、日本がサービス対象外であったり、日本での普段の広告運用に対するインパクトは小さい内容でした。しかし、日本未対応のサービスも将来的には対応される可能性を考えると、まだまだ日本の市場で将来性のあるプラットフォームだろうという考え方もできます。将来性というところでは、日本への対応状況と併せて、Bingの利用者数の変動にも注目です。
6月のアップデート内容は米国時間の6月6日に発表予定とのことです。発表されましたら、同じように記事を掲載いたします。