2023年4月4日(米国時間)、MicrosoftはMicrosoft 広告に関する4月実施のアップデート内容を発表しました。
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目次
プロフェッショナルサービス広告が全世界で対応
2023年3月に医師・クリニック向けのプロフェッショナルサービス広告のベータ版が発表されましたが、2023年4月4日より、プロフェッショナルサービス広告が全世界で利用可能になりました。
対象となるサービス例としては、保険や不動産、医師・クリニック、税務サービスなどが挙げられます。
このプロフェッショナルサービス広告はバーティカル広告の一種で、バーティカル広告としては自動車広告やクレジットカード広告、健康保険広告などがあります。
バーティカル広告の詳細は公式ヘルプページをご参照ください。
※参考リンク:
ディスプレイキャンペーンの入札戦略アップデート
2023年4月24日以降、新規作成するオーディエンスキャンペーンの入札戦略で手動CPCが利用できなくなり、既存で手動CPCの入札戦略を使用しているキャンペーンは拡張クリック単価へ移行することとなります。自動移行は2023年4月28日までに完了する予定となっています。
絞り込み部分一致キーワードに関する変更
検索広告において絞り込み部分一致が2021年に廃止されてから、絞り込み部分一致で登録されていたキーワードはフレーズ一致キーワードとして扱われていました。しかし、今回のアップデートにより今後は部分一致キーワードとして扱われるようになりました。
今回の変更に関して必要となるアクションはなく、また、入札戦略への影響もないとのことです。
アセットライブラリーでの一括操作が可能に
アセットライブラリーで、アセットの一括操作が可能になりました。フォルダやアセットを一括削除したり、複数のアイテムを一括で任意のフォルダやサブフォルダに移動できるようになりました。
管理画面のキャンペーンページを一部変更
広告管理画面のキャンペーングリッドで、目標入札額を表示・編集できるようになりました。今回の変更は目標CPAや目標ROAS、目標インプレッションシェアの入札戦略を設定しているキャンペーンが対象となります。
管理画面の「キャンペーン」ページの「列の変更」で表示有無の設定ができます。
今回の発表についてのコメント
オーディエンスキャンペーンの入札戦略において手動CPCから拡張クリック単価へ移行されることや、絞り込み部分一致のまま登録されているキーワードが部分一致に集約されることについて、必須なアクションは無いとされているものの、意図に反する状況になってしまう可能性も考えられます。変更が必要な方は忘れ無いように気を付けましょう。
5月のアップデート内容については5月2日に発表予定とのことですので、発表されましたら、同じように記事を掲載いたします。