Googleは、2023年2月27日にAIによる検索広告の自動アセット作成機能がローンチしたことを発表しました。
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自動アセット作成機能について
この機能は2022年に実施された「Google Marketing Live 2022」内で発表された機能の1つで、まずは英語で利用されているアカウントにて利用可能です。この機能により、新しいアセットを追加するための時間を短縮することが期待できます。
広告アセットの自動作成はキャンペーン階層の設定から選択が可能となっています。この設定を選択すると、レスポンシブ検索広告で既に使用している見出しや説明文とランディングページの内容に基づいて作成された広告アセットが、最適な組み合わせで表示されるようになります。
このアップデートの一環として、以下の改善が今後数週間以内に適用されることが予定されています。
- 「広告の有効性」の評価を決定する際に、自動作成されたアセットと既存のアセットの両方が考慮されるようになります。
- パフォーマンスの改善が期待できる場合、検索クエリとの関連性を高めるためキーワードを使用したアセットが作成されるようになります。
- 広告に含めたくない自動作成アセットを削除することもできます。
日本語を含むその他の言語については、2023年の後半にローンチが予定されています。
https://storage.googleapis.com/support-kms-prod/4VuTCS0muhiYzdfMFGlpN3zFNjCj7m4QASAZ
AIによる広告作成は、検索クエリとの関連性を高めることが期待でき、パフォーマンスとの向上が期待されます。ですが、今までにない飛躍した広告が生成されるのではなく、既存の広告アセットやキーワードを使用した、ブラッシュアップに近い表現になると筆者は予想します。AIに何をインプットするか、どう学習させるかが広告運用のスキルとして位置付けられる日も近いでしょう。
本記事が、皆さまの広告運用のお役に立てれば幸いです。