2023年3月7日(米国時間)、Google 広告がホテル予約促進向けのP-MAXキャンペーン(以下、P-MAX for tavel goals)を展開することを発表しました。
参照サイト:
Google 広告のP-MAX for travel goalsとは
現時点では正確な日付は未定であるものの、今後数週間のうちにP-MAX for travel goalsを展開するとしています。
P-MAX for travel goalsは、ホテルへのリーチを増加させ、Googleが提供するサービス(Google検索やGoogle Maps、Gmailなど)全体で、直接予約の増加を目指すものとなります。
画像引用元:https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-travel-goals/
P-Max for travel goalsでは、Google MapsやGoogle検索、YouTube、ホテル広告(今年導入予定)を含む、あらゆるGoogleチャネルに合わせた形で広告を自動作成されます。
手順としてはキャンペーン設定時に地図上からホテルを選択するツールを使用し、宣伝したいホテル施設を選択するだけです。任意のホテルを選択すると広告見出しや説明文、画像、URLなどのクリエイティブ要素を含む広告があらゆるフォーマットで表示されますが、自動入力されたアセットの編集や、自身でアセットを追加することも可能となっています。
一つのキャンペーンあたり最大100のホテル施設をカバーでき、各ホテルに合わせたアセットが自動入力されます。さらに、ホテルタブで各地域のキャンペーンパフォーマンスを測定・共有することも可能となります。
画像引用元:https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-travel-goals/
分析情報ページ
分析情報ページでは、需要予想や検索トレンドのような情報を通じて、パフォーマンスや顧客理解をすることが可能です。例えば、検索語句に関する分析情報ではユーザーが広告を見たときに何を検索しているかが分かるようになっています。P-MAX for travel goalsでは、ホテル単位でのレポートも確認でき、またホテル広告に特化した推奨案を提示してくれます。
画像引用元:https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max-travel-goals/
P-MAX分析情報ページ公式ガイド:https://support.google.com/google-ads/answer/12769923
今回の発表についてのコメント
最近では海外からの旅行客も大きく増えており、また、国内旅行もしやすくなってきている状況ですので、ホテル事業の広告主にとっては取り入れるメリットは非常に大きいのではないかと思われます。今後、P-MAXキャンペーンではないホテル広告も展開予定であることも発表されているので、ホテル事業者としてはコロナ禍からの挽回を図るための一施策として導入を検討してみても良いのではないでしょうか。