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Twitter Blue が日本で提供開始
2023年1月11日、Twitterは日本市場で「Twitter Blue」の提供をはじめました。一部の諸外国では既にサービスが提供されていましたが、ついに日本でも利用できるようになりました。
参考リンク:
Twitter Blue の費用
Twitter Blueは有料サブスクリプションサービスとなっており、契約ユーザーはアカウントに青いチェックマークを追加したり、「ツイートを編集」などの機能が使用できるようになります。現在日本以外では、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでサービス提供がされており、日本では
・ウェブサイトからサービス加入の場合:月額980円
・iOSアプリから加入の場合:月額1,380円
となっています。
加入後すぐに全ての機能が利用可能となるものの、アカウント名に付く青いチェックマークはTwitterの審査において要件を満たしていると認められ次第表示されるようになります。
なお、新規のTwitterアカウントは、作成後90日が経過するまでは「Twitter Blue」に加入できず、過去30日以内に非アクティブの状態だったアカウントや過去3日以内にプロフィール画像や表示名などを変更したアカウントはサービス加入の対象外になるとのことです。
Twitter Blueの主な機能
現在、Twitter Blueの主な機能には以下のようなものがあります。
ツイートの編集
ツイートしてから30分以内に最大5回までのツイートの編集が可能に。編集内容は全てのユーザーに表示され、履歴の確認ができます。
表示広告の半減
無料版使用時と比較し、表示される広告が50%減少します。
ブックマークフォルダ
ブックマークに追加したツイートをフォルダに分けて整理することができ、常に非公開となるブックマークやブックマークフォルダを無制限に作成できます。
カスタムアプリアイコン
スマートフォン上でのTwitterアプリアイコンの表示のされ方を、カスタムアプリアイコンで変更できます。また、複数の色の中から好きな色を選択できます。
テーマ
Twitter Blueテーマを使うと、Twitterアプリの配色を選択できます。
カスタムナビゲーション
アプリ画面下部のナビゲーションバーに表示される項目を2つから6つの範囲で選択し、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようになります。
話題の記事
フォロー中のアカウントや、さらにそれらのアカウントがフォローしているアカウントにより最も多く共有された記事が自動的に一覧化され、閲覧記事のショートカットとして機能します。
リーダー
長いスレッドを読みやすい表示に変換できます。(スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップすると、リーダー機能がオンになります)
ツイートの取り消し
送信後のツイートを、Twitter上の他のアカウントに公開される前に取り消すことができます。(※ツイートの編集とは異なる)
取り消し可能な時間が経過するとツイートはフォロワーに表示されますが、そのツイートはTwitter上の通常のツイートと同様に、公開されてから削除することもできます。
会話での優先順位付け
ツイートの会話においてTwitter Blueサブスクライバーの返信が優先的に表示されます。
長尺の動画のアップロード
最大で長さ60分まで、ファイルサイズ2GBまでの動画(1080p)をアップロードできます(PC経由のみ)。
Twitter Blueの主な機能について詳しくはこちら参照ください
<Twitter ヘルプページ>
Twitter Blueに対する声
有償プランのTwitter Blueの広告配信がゼロではなく半分ということで利用者からは不満の声も聞こえてきていますが、昨年夏以降の広告売上高の減少が顕著なTwitter社としては広告表示ゼロにした際の収益減は大きなリスクを伴うため苦肉の策とも言えます。
将来的には無料版の利用範囲が制限され、有料版へ誘導するような動きが起こる可能性もゼロとは言えないかもしれないですね。
有償プランのユーザーが増えていけば、Twitter広告の効果へ与える影響も大きくなっていくでしょう。
今後も引き続きTwitterの動向に注目していきたいと思います。