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Microsoft広告、動画広告など新機能を発表
Microsoftは、2022年12月6日に、毎月実施しているプロダクトアップデートの一環として、動画広告をはじめとして、複数の新機能を発表しました。
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Microsoft オーディエンス広告に動画広告が追加
Microsoft オーディエンス広告に動画広告が追加され、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、およびニュージーランドで利用可能になりました。
チラシ表示オプション
視認性とパフォーマンスを向上させる広告エクスペリエンスとして、チラシ表示オプションが全世界で利用できるようになりました。チラシ表示オプションを利用することで、テキスト広告の隣にチラシ画像を表示することができます。広告主は、1アカウントにつき最大5つのチラシ表示オプションを作成することができ、システムはそれらをローテーションで表示します。
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アセットライブラリ
アセットライブラリに新しいフォルダ機能が追加され、アセットをより整理しやすくなりました。
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Google 広告のP-MAXキャンペーンのデータインポート
10月に発表されていたGoogle 広告のP-MAXキャンペーンのデータインポートが、今後数週間のうちにすべての広告主に展開される予定です。
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コンバージョンデータの編集
コンバージョンが記録された後、データを調整するための機能がベータ版でリリースされました。この新しい機能では、コンバージョン値を更新または削除することができます。これは、返品やキャンセルされた注文、部分返品やコンバージョン値の減少、データエラーなどが発生した際に使えるもので、より柔軟で正確な記録が可能になります。このベータ版にご興味のある方は、Microsoft広告のアカウント担当者またはサポートにご連絡してサインアップするプロセスになっています(日本での対応は不明)。
自動作成されたリマーケティングリスト
自動作成されたリマーケティングリストが利用可能になりました。自動作成リマーケティング リストとは Microsoft広告がユーザーに代わり自動で作成するリマーケティングリストです。3種類のリストがあります。
リスト名 | リストの説明 | 要件 |
すべての訪問者 | 過去 30 日間に Web サイトを訪問したユーザー | ・アクティブなUETタグが必要 |
すべてのコンバーター | 過去 180 日間にコンバージョンに至ったユーザー | ・アクティブなUETタグが必要 ・アクティブなコンバージョンゴールが必要 |
スマート リマーケティング | コンバージョンに至る可能性が高いユーザー。スマート リマーケティングは、Microsoft広告の対象ユーザーインテリジェンスを活用し、コンバージョン率向上を目的として設計されているリスト | ・アクティブなUETタグが必要 ・アクティブなコンバージョンゴールが必要 |
広告のスケジュールにカレンダービューが追加
広告スケジュールを作成する際、正しい曜日や時間帯に広告が配信されないというミスを犯しがちなことがあるため、広告スケジュールを設定する際に、いつ広告が配信されるかを簡単に把握できるように、広告のスケジュール設定に新しくカレンダービューが実装されました。これにより、デフォルト入札(入札調整0%)、プラス入札調整、マイナス入札調整で広告が配信されるすべての時間帯、およびキャンペーンが配信されないすべての時間帯を明確に把握することができるようになりました。
今回の発表についてのコメント
毎月恒例のプロダクトアップデートですが、こうやって定期的に実装し、情報を共有してくれるのはMicrosoftだけですね。さすが、ソフトウェア会社という感じです。ただ、ヘルプページの更新や日本語化がついていっていないようですので、日本の対応度合いがわからない点は改善してほしいです(日本マイクロソフトさん、よろしくお願いいたします)。次回アップデートは年明けの2023年1月10日とアナウンスされているので、また取り上げたいと思います。