Twitter広告、広告配信における3つの新プロダクトを発表

Twitter広告、広告配信における3つの新プロダクトを発表

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Twitter広告、広告配信における3つの新プロダクトを発表

2022年11月24日(木)、Twitterは「Webサイトコンバージョン最適化」、「ダイナミックプロダクト広告」、そして「コレクション広告」の3つのプロダクトの提供を開始しました。
現在これらのプロダクトは全世界で利用可能となっています。

参照サイト:


 

Webサイトコンバージョン最適化(Website Conversions Optimization:WCO)

Webサイトコンバージョン最適化の機能により、「カート追加」や「購入」といったローワーファネルのアクションを起こす可能性が高いと判断されるユーザーへの広告配信の方法を改善できるとされています。
 
機能

「LP訪問」というアクション以降にある特定のコンバージョンポイント(カート追加、購入、会員登録など)を識別し、Twitterのユーザーレベルの配信アルゴリズムによる「関連性がより高いユーザーへのターゲティング」を行うことで、指定したコンバージョンアクションを起こす可能性が最も高いユーザーへ広告配信することが可能となります。
初期テストでは平均でコンバージョン単価を25%抑制することができたとの報告がありました。

Webサイトコンバージョン最適化の機能を利用するためには、TwitterピクセルもしくはコンバージョンAPI (CAPI)の使用が必要となります。
 
Twitter広告 Webサイトコンバージョン最適化
画像引用元:https://business.twitter.com/en/blog/launching-performance-products.html
 

ダイナミックプロダクト広告(Dynamic Product Ads : DPA)

ダイナミックプロダクト広告は、適切なタイミングで適切なユーザーに対して、最も関連性が高いと判断される商品の広告を表示させることができる配信方法です。
 
機能

  • 広告主のWebサイトでカート追加、閲覧などのアクションを起こしたユーザーに対して、購入に至っていない商品(カート追加、閲覧で止まってしまった商品)の広告を配信。(DPAリターゲティング)
     

  • 広告主のWebサイトに訪問したことがないユーザー(新規顧客)に対して、最も関連性が高いと判断される商品の広告を配信。(DPAプロスペクティング)
     

  • 商品カタログにフィード管理プラットフォームを使用している広告主においては、統合済みのTwitter Marketing Partnersを利用することで商品戦略をTwitter上に拡張することが可能に。

     

    初期テストにおいて、同機能を利用した広告主はCPAを30%〜88%抑制することができたという結果が報告されています。

    DPAリターゲティングでは、Webサイトでの行動を基に最適化するため、Webサイトコンバージョン最適化と同様にTwitterピクセルもしくはコンバージョンAPI (CAPI)の使用が必要となります。
    一方で、DPAプロスペクティングにおいては、TwitterピクセルもしくはコンバージョンAPI (CAPI)の使用によりパフォーマンス向上が期待できるとしていますが、使用は必須要件ではありません。
     
    Twitter広告 DPAリターゲティング
    画像引用元:https://business.twitter.com/en/blog/launching-performance-products.html
     

    コレクション広告

    コレクション広告は、メイン画像の下に小さなサムネイル画像を挿入できる広告フォーマットです。
    Twitter曰く、同フォーマットでは広告を見たユーザーに対して、没入感と視覚的に優れた広告体験を提供することができるとしています。

     
    機能

    メイン画像は横へスクロールすることはできず、下部の小さなサムネイル画像は横へスクロールして見ることができる。また、サムネイル画像については、カルーセル広告のように画像タップによる遷移先としてそれぞれ別のURLを設定することが可能。

    初期テストでは平均CTRが42%、インプレッションあたりのコンバージョン数は54%増加したと報告されています。

     
    Twitter広告 コレクション広告
    画像引用元:https://business.twitter.com/en/blog/launching-performance-products.html
     

    Google 広告やFacebook広告、Criteoをはじめとしてダイナミック広告を配信できる媒体は複数ありますが、Twitterにもついにダイナミック広告の機能が搭載されました。加えて、Webサイトコンバージョン最適化の機能も実装されましたので、媒体としての広告パフォーマンスの向上を期待したいですね。 

    また、昨今、会社として大きな変化が起きているTwitterですが、広告収益を伸ばすためにも様々な対応をしていくことも考えられるので、引き続き注目していきたいと思います。

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