Yahoo!広告のキャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョンを選択できる機能
ヤフー株式会社は、2021年8月18日(水)、Yahoo!広告 ディスプレイ広告においてキャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョンを選択できる機能と、コンバージョングループを作成する機能の追加を発表しました。キャンペーン単位で最適化したいコンバージョンを選択することで、自動入札のコンバージョン率予測の精度向上が見込まれます。
本機能の提供は2021年9月1日(水)を予定しています。※日程は変更になる場合があります。
※参考リンク:
今まで最適化に使用するコンバージョンは、アカウント単位で設定したコンバージョン設定(「コンバージョン列に含める」と選択されているものが対象)が反映されていました。これからは、キャンペーン単位でも最適化に使用するコンバージョン設定またはコンバージョングループを選択できるようになります。
コンバージョングループ作成機能
コンバージョングループとは、複数のコンバージョン設定を一つのグループにまとめる機能です。キャンペーン単位で最適化させたいコンバージョンが複数ある場合、本機能を利用します。
「コンバージョン数」の計上方法の注意点
以下は、キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョン設定を利用する場合の注意点です。
- 従来版のコンバージョン測定タグ(従来の広告管理ツールからダウンロード可能)の場合、本機能は利用できません。現在の広告管理ツールから取得できるコンバージョン測定タグの設定が必要です。
- パフォーマンスデータの「コンバージョン数」への計上有無は、コンバージョン設定における「コンバージョン列に含める/含めない」よりも「キャンペーン単位でのコンバージョン設定」が優先されます。コンバージョン設定で「コンバージョン列に含めない」としている場合でも、キャンペーン単位でコンバージョンの選択をしている場合はコンバージョン列に計上され、最適化にも利用されます。成果の前後比較を行う場合には「コンバージョン数(全て)」での比較が必要です。
今まで、最適化させるコンバージョンをキャンペーンによって分けたい場合は、アカウントを分けるという判断も必要でしたが、今回のアップデートにより、アカウントを分ける必要がなくなりました。
コンバージョン数の計上方法に注意しながら、活用していきましょう。