Googleは2021年2月18日(木)、2つのアップデートを発表しました。1つ目は、レスポンシブ検索広告のデフォルト化です。2つ目は、アトリビューション レポートの対象範囲拡大です。
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レスポンシブ検索広告のデフォルト化
今まで検索広告を新しく追加する際は、基本的には拡張テキスト広告またはレスポンシブ検索広告のどちらかを選択する形式でした。今後はレスポンシブ検索広告がデフォルトの広告タイプになります。
今後も拡張テキスト広告の追加は可能です。管理画面から拡張テキスト広告を作成する場合、[広告を作成] > [レスポンシブ検索広告] > [テキスト広告に切り替える] の順に選択します。
効果的なレスポンシブ検索広告の作成方法は、以下です。
- 人気のキーワードを広告見出しに追加する
- 成果の高い既存のテキスト広告の既存のコンテンツを再利用する
- 関連性のある一意の広告見出しと説明文をできるだけ多く追加する
- 広告の有効性を改善する(広告の有効性について「良好」または「優良」の評価を得られるようにする)
詳細は、以下を参照ください。
レスポンシブ検索広告は、機械学習を使用して見出しと説明の最適な組み合わせを自動的に識別して配信されるため、拡張テキスト広告よりも表示回数やコンバージョン数が多いアカウントも増えています。
ただしレスポンシブ検索広告は、キーワードの挿入、カウントダウン、地域の挿入には対応していますが、広告カスタマイザには対応していません。そのため、広告カスタマイザを利用したい場合は、引き続き拡張テキスト広告を使用する必要があります。
アトリビューション レポートの対象範囲拡大
Google 広告のアトリビューション レポートにディスプレイ広告も含まれるようになりました。管理画面の [ツールと設定] > [アトリビューション] から確認可能です。
YouTube 広告とディスプレイ広告を含んだアトリビューション レポートは、現在ベータ版ですが、管理画面の [ツールと設定] > [アトリビューション] からオプトイン申請できます。
アトリビューション レポートの使い方は、以下を参照ください。
アトリビューション レポートは、2020年3月に新しいデザインに変更し、2020年10月には、検索広告に加えてYouTube 広告も含めたアトリビューション レポートが確認できるようになりました。現時点では、ファインド広告は対象外のため、いずれ対象に含まれることを期待したいですね。