Google 広告、検索広告の見出しをクリックした際にリードフォームを表示できるアップデートを実施

Google広告、検索広告の見出しをクリックした際にリードフォームを表示できるアップデートを実施

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Google 広告は2021年2月10日(水)、検索広告の見出しをクリックした際にリードフォームを表示できるようにアップデートしたことを発表しました。

 

以下で詳細を説明します。

 

※参考リンク:

 

Google 広告のリードフォーム表示オプションとは

リードフォーム表示オプションは、リードフォームに各情報(ユーザーの名前、メールアドレス、電話番号etc)をユーザーに入力してもらうことで、ユーザーをランディングページに遷移させることなく、資料請求のダウンロードが可能となるなど、企業とユーザーがよりスムーズに情報共有できる機能です。

 

※参考リンク:

 

企業は、獲得した見込み顧客情報を、 CSVファイルでダウンロードしたり、Webhook 統合を作成して顧客管理(CRM)システムで見込み顧客情報を直接受け取ったりすることができます。ダウンロードできるのは、過去30日間に送信された見込み顧客情報に限られます。

 

※参考リンク:

 

※参考リンク:

 

リードフォーム表示オプションが利用可能なキャンペーンタイプは下記です。

 

  • 検索キャンペーン
  • 動画キャンペーン
  • ファインド キャンペーン

 

利用要件は下記です。

※ヘルプページより抜粋

・これまでポリシーを遵守してきた実績があること

・Google 広告アカウントが対象のカテゴリまたはサブカテゴリであること。デリケートなカテゴリやサブカテゴリ(例: アダルト コンテンツなど)には、リードフォームは対応していません。

・ビジネスに関するプライバシー ポリシーを定めていること。Google 広告でリードフォーム表示オプションを作成する際には、お客様のプライバシー ポリシーへのリンクを含める必要があります。プライバシー ポリシーはリードフォームの最後に表示されます。

 

さらに、動画キャンペーンまたはファインド キャンペーンにリードフォーム表示オプションを追加する場合や、以下の情報が必要になります。

・Google 広告の合計費用が 50,000 米ドルを超えていること(米ドル以外の通貨でアカウントを管理している広告主様のご利用金額は、その通貨の月別平均換算率により米ドルに換算されます)

詳細な利用要件は下記を参照して下さい。

 

※参考リンク:

 

従来のリードフォーム表示オプションからの変更点

 

リードフォームが展開する条件に関しては、従来のものはテキスト広告下部に表示されているリードフォーム表示オプションをクリックするタイプでしたが、今後は同タイプに加えて広告見出しをクリックするタイプも追加されています。

なお、広告見出しをクリックするタイプのリードフォーム表示オプションを適用する場合、以下の点に注意する必要があります。

  • 2021年2月16日現在は、拡張テキスト広告とレスポンシブ検索広告でのみ利用可能
  • 追加の要件が必要な場合がある

 

※参考リンク:

 

検索広告の見出しをクリックした際にリードフォームを表示するための設定

 

検索広告の見出しをクリックした際にリードフォームを表示するための設定手順は以下です。

 

 

「新しいキャンペーンを作成」を選択

 

 

目標は「見込み顧客の獲得」を選択

 

 

キャンペーンタイプは「検索」を選択

 

 

「リードフォームを送信する」を選択

 

 

広告表示オプションリストにて、新規でリードフォーム表示オプションを作成、または既存のリードフォーム表示オプションを選択

※今回は既存のリードフォーム表示オプションを選択

 

キャンペーンの作成を続け、完了したら「保存」 をクリックし、設定は完了です。

 

※参考リンク:

 

リードフォーム表示オプションの作成方法に関しては下記を参照して下さい。

 

※参考リンク:

 

今回のアップデートによる影響

 

今回のアップデートにより、見出しをクリックするだけでリードフォームが展開されるようになることで、従来と比較するとリードフォームを展開する機会が増えると予想されるため、企業からするとリード情報収集の機会も増えることが期待できそうです。

 

ただ、ユーザーからしてみれば、見出しをクリックすれば該当の見出しの内容から想像するランディングページに遷移すると想定するでしょうから、唐突に個人情報の入力を求められることに対して抵抗感が強まると予想されます。場合によっては、リード情報の収集はおろか、webサイトへの訪問も行わない可能性もあります。そのため、単にwebサイトに遷移させるまでにリード情報を入力してもらうという使い方ではなく、たとえば資料のダウンロードを目的とするユーザーに対して”webサイトに訪問しなくても、リードフォームに情報を入力してもらえれば、資料の請求ができますよ”といった具合に、ユーザーに対して何らかの利便性を訴えるなどの工夫をする必要がありそうです。

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