スポンサーブランド広告は検索結果に表示され、今回、動画フォーマットを追加
2020年1月末、Amazonはスポンサーブランド広告のフォーマットに新しく動画を追加しました。現在はベータ版として提供されており、米国のみで利用可能です。
スポンサーブランド広告の動画フォーマットは検索結果のみに表示され、キーワードターゲティングを使用します。
検索結果に表示される動画広告としては「Video in Search Ads」(ベータ版/米国のみで提供)が存在しましたが、これはAmazon営業を介する必要があり、最低出稿金額も設定されていました。
スポンサーブランド広告のフォーマットとして動画を選択できるようになったことで、動画広告の利用は一層進むでしょう。
また、スポンサーブランド広告の通常のフォーマット(「Product Collection」という名称が付いたようです)に比べ、動画のほうが表示サイズが大きく、動きがあることで目を引きやすいため、認知を高めるのにより有効と考えられます。
参考リンク│Video in Search Ads:
動画広告のガイドライン
使用できる動画広告の仕様は下記の通りです。
- アスペクト比…16:9
- 解像度…1920 x 1080ピクセル、1280 x 720ピクセル、3840 x 2160ピクセル
- ファイルサイズ…500MB未満
- 動画の長さ…6~45秒 ※推奨は15~30秒以内
- ビットレート…最低96 kbps
A.製品の画像情報(タイトル、星評価、レビュー数、価格、プライム適格性)は製品の詳細詳細ページから自動的に表示されます
B.動画の50%が画面に表示されると、自動的に再生されます
C.動画再生の最初の3秒間は右上隅に「Sponsored」というテキストがオーバーレイで表示され、その後フェードアウトします。ここに画面上のテキストまたはブランドのロゴが重なってはいけません
D.デフォルトでは音声なしで動画が再生されますが、ミュート切り替えボタンをタップすることで音声を有効にできます。音声がない場合はこのボタンが表示されません
現在は米国のみでの展開ですが、いずれ日本でも使用できるようになると思われます。そのときに慌てないよう、どのような動画を準備できるか考えておきたいですね!