除外キーワードを設定可能に
2019年5月頭頃より、Amazon スポンサーブランド広告に除外キーワード機能が追加になりました。
今までスポンサープロダクト広告のマニュアルターゲティングであれば除外キーワード設定が可能でしたが、それ以外のプロダクトでは設定ができませんでした。
現在、新規でスポンサーブランド広告を作成する際に除外キーワードを設定できるようになっているほか、既存のスポンサーブランド広告キャンペーンを開くと「除外キーワード」というタブが増え、追加もできるようになっています。
本機能により関連性の低いキーワードに広告が表示されるのを防いだり、戦略的に広告表示を避けたいキーワードのコントロールに便利になります。
また、本アップデートとおそらく同タイミングで管理画面TOPのメニュー欄にも微調整があり、「キャンペーンを作成する」ボタンやキャンペーンの検索ボックス、フィルターと期間指定ボタンがグラフ表示の下へ移動し、「グラフを非表示」という項目が増えました。
「グラフを非表示」を押すとパフォーマンスグラフの表示が消え、キャンペーン一覧画面が広くなるため、キャンペーンやキーワードの一覧を確認しながら調整する際に便利です。
ヘルプページに「利用資格要件」「キャンペーンの上限」追加
ヘルプページにおいても、おそらく近いタイミングでアップデートがあり、スポンサープロダクト広告・スポンサーブランド広告それぞれについて「利用資格要件」「キャンペーンの上限(キャンペーン数やキーワード数の上限について)」の記述が増えました。
※商品ディスプレイ広告については記述なし
スポンサープロダクト広告の利用資格要件
・大口出品者またはベンダーである
・出品者は Amazon ブランドレジストリを通した登録済みブランドの所有者でなければならない
・Amazon でアカウントのパフォーマンスが良好な状態を維持している
・広告を掲載している国に出荷することができる
・有効な支払い方法がある
・ショッピングカートボックス の利用資格を持つ商品が 1 つ以上の出品可能なカテゴリーに登録されている必要があります(以下の表を参照)スポンサーブランド広告の利用資格要件
・大口出品者またはベンダーである
・出品者はAmazon ブランドレジストリを通した登録済みブランドの所有者でなければならない
・Amazon でアカウントのパフォーマンスが良好な状態を維持している
・広告を掲載している国に出荷することができる
・有効な支払い方法がある
・1 つまたは複数のカテゴリーで商品の出品が可能である(以下の表を参照)
商品のカテゴリーについて、「ジュエリー」カテゴリーはスポンサープロダクト広告でのみ実施可能です。
また、カテゴリーとして広告出稿が可能でも商品ごとに制限されている場合もあるため、詳細は広告掲載基準をご確認ください。
※執筆時点で英語表記「Office Products」カテゴリーの日本語表記がスポンサープロダクト広告では「オフィス用品」、スポンサーブランド広告では「文房具・オフィス用品」と異なっていますが、翻訳上のずれと解釈し上記の表ではAmazon.co.jpで使用されている「文房具・オフィス用品」に統一しています
今までこのようなルールはAmazonに問い合わせる必要があったので、ヘルプページに明記いただけると分かりやすくなり助かりますね。
着実に使い勝手が向上していくAmazon広告、今後のアップデートも楽しみです!