2019年2月15日(米国時間)、Facebook がオフラインコンバージョンの新しいパートナープログラムと、パートナーに求める要件を発表しました。
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Facebook のオフラインコンバージョンは、実店舗の来店/購入や、オフラインで完結できないサービスへのお申込みなど最終的なコンバージョントラッキングを行うに留まらず、いまやターゲットの設定や最適化まで行う拡張性の高い機能ですが、そのオフラインコンバージョンを「より広く簡単に導入できるようパートナープログラムを公開した」と発表の中でコメントしています。
パートナーとして認可を受ける要件
以下がオフラインコンバージョンのパートナーに求められる要件です。
- Operate proprietary technology to onboard first-party data
- Not just do media buying on behalf of advertisers
- Not onboard third-party aggregated data
- ファーストパーティーデータを組み込むために独自のテクノロジーを活用している
- 広告主に変わってメディアバイイングを行うだけではない
- サードパーティーの集計データを含めない
- Have built to Facebook’s Offline Conversions API
- Not just use the file upload User Interface
- Facebook の Offline Conversions API でソリューションを構築している
- ファイルアップロードユーザーインターフェイスを使用するだけでない
- Follow Recommended Data Practices (RDP) to be eligible for Offline Conversion Optimization (includes timestamp accuracy down to the minute and uploading data sets at least once per week)
- オフラインコンバージョン最適化の対象にするため、Recommended Data Practices (RDP)に従う(分単位のタイプスタンプの正確性と、最低週1回のデータセットのアップロードを含む)
- Measure success with your solution as demonstrated by number of active clients and tracked Facebook ad spend
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- 一定のアクティブなクライアント数とFacebook 広告の費用に裏打ちされたソリューションで、成果を計測する
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- Produce an Offline Conversions setup guide (if applicable – mainly for partners with a self-serve model), marketing one-sheeter, and video demo
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- オフラインコンバージョンのセットアップガイド(主にセルフサーブ型のパートナー向け)、マーケティング用の資料、および動画のデモを作成する
記事冒頭のリンク先では上記の詳細にあたる「規模」、「品質」、「クライアント数」、「コンプライアンス」、「技術的要件」などのチェック項目と最小要件、レビュープロセス、関連ページなども応募条件として記載されていますので、参考にしていただければと思います。
これらの要件を満たしている場合は こちら から FMP(Facebook Marketing Partner)の申請が可能です。
今回の発表は旬なオフラインコンバージョン関連でしたが、およそ3週間前の2019年1月にもブランドセーフティーに特化したパートナーカテゴリの発表を行ったばかりですので(※)、今後さらなるパートナーシップの強化が図られそうです。
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