2019年1月25日(米国時間)、Facebook が認定パートナープログラムのFacebook Marketing Partners(以下:FMP)に新しい認定パートナーのカテゴリとローンチパートナーを発表しました。
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新しいパートナーのカテゴリ「Brand Safety capability」
これまで FMP では、「コンテンツマーケティング」、「アドテクノロジー」 、「コミュニティマネジメント」などのカテゴリが設けられ、その分野に特化したパートナーが認定を受けていましたが、この度「ブランドセーフティ」という新しい分野のカテゴリが登場しました。
2018年9月のアップデートで、Facebook インストリーム・インスタント記事・Audience Network でパブリッシャー別の配信レポートの確認や、パブリッシャーの除外ができる機能をローンチしていましたが、広告主からは「第三者も交えてブランドセーフティを管理したい」という意見が多く寄せられていたようで、今回の新カテゴリ・新パートナーの追加に至ったようです。
参考:
2社のパートナーがローンチパートナーに認定
今回の発表では、DoubleVerify と OpenSlate の2社がパートナーとして認定されています。
DoubleVerify は、世界最大のブランド企業とメディアプラットフォーム向けのデジタルメディアの品質と有効性を認証する、マーケティング測定ソフトウェア、データ、および分析を提供しており、OpenSlate は独自のコンテンツ評価システムにより、世界最大のビデオプラットフォーム上でターゲティング決定を視覚化、最適化、および自動化することができます。
残念ながら日本でのサービス提供は行っていないようですが、米 AdExchanger の報道によれば Integral Ad Science も認定パートナーになるプロセスを踏んでいるようですので、認定を受けられれば日系のブランド企業でもサービスを受けられる日が来るかもしれません。
ブランドセーフティの需要が高まっているいま、当カテゴリのパートナーは拡充されることと思いますので、今後の展開に期待したいと思います。