シナラシステムズジャパン株式会社:ATARA LIVE 2018協賛企業に聞く!

「協賛企業に聞く!」は、ATARA LIVE 2018に出展する協賛企業から、データドリブンに対する取り組み、イベントに向けての意気込みなどをインタビューしたものをお届けします。
第5回はシナラシステムズジャパン株式会社です。

 

ー企業概要を教えてください
携帯キャリアと連絡して位置情報を活用することで、以下のようなことを実現し、クライアント企業の課題を解決する企業です。

  • 従来の手法では可視化しづらかった、デジタル広告やOOH施策がどれだけ来店に繋がったかの正確な計測
  • 店舗への来店者がどのような属性なのか、来店前後で広告主サイトでどのように行動しているかの可視化
  • 日々のルーティン行動など、従来のCookieだけでは作成できないセグメントへのターゲティング

 

―データドリブンマーケティングについて、どのように捉えていますか?
「データをセキュアな状態で獲得→データ活用の実践」この2つのステップが重要だと考えています。

 

まず1つ目のステップとして、「オンライン→オフライン」「オフライン→オンライン」「オフライン→オフライン」いずれのデータも、企業のマーケティング施策のPDCAを回すためには非常に貴重なデータです。

 

しかし、そのデータの先には一人ひとりのエンドユーザーがいて、データは彼らの行動の蓄積に他ならないという認識は決して忘れてはなりません。特に企業活動をエンドユーザーが厳しい目で見続けている現代においては。
そのため、シナラにおいては匿名化には条件を設けて、個別のユーザーを特定できないようにしています。

 

また2つ目のステップですが、「位置情報を活用したデータ」というのは、それだけで新鮮さがありましたが、これからはそのデータをクライアント企業のビジネス活動の改善に、より繋げていくために、シナラでは「ライフデータコンサルティング部」を設けました。

 

「位置情報」がただのブームとして終わったり、ニッチ産業に留まることなく、産業として成長していくためには、これら2つの要素を抑えていくことが、位置情報マーケティングのシナラとしての「データドリブンマーケティング」に関する見解です。

 

―広告主が抱える課題とは?
デジタル広告やOOH施策がどれだけ来店につながるかを可視化することが、極めてハードルが高く、さらにできたとしてもボリュームが少なかったり正確性が担保されていなかったことです。
そのため、マーケティング活動において重要な「PDCAサイクルを回す」という行動も機動的にとれませんでした。

 

―現在課題を抱える方々に、貴社製品をどのように活用してもらいたいですか?
従来の手法でしか計測や分析のできていない方、新規の出店戦略でお悩みの方には、ぜひ携帯キャリアと連携したシナラの計測とデータ分析、そしてその上での広告配信を活用して頂ければと思います。
そのためには、ただやりっ放しではなく、二人三脚でクライアント企業様と成功事例を生み出したいと考えています。

 

―事例はありますか?
日産自動車様と連携し、体験型施設におけるROIの測定が可能になりました。これまで「なんとなく感じていた成果」を可視化することができたのが大きいです。また、それだけでなく販売店への送客効果の測定でカスタマージャーニーにおける課題も解決することができました。そのため、今後の新規出店の参考にもなる貴重なデータが手に入り「お化けが見えた」ということを言って頂くことができました。

 

※お化け=これまで可視化できておらず漠然と感じていたもの

 

―現在新しいプロダクトはありますか?
これまで広告代理店様には、位置情報を活用した広告配信サービス「RealPeople」のみをセルフサービスで運用していただくことができましたが、9月19日にこれまで一部の広告主様、広告代理店様にご提供してきた、広告媒体にタグを挿入するだけで様々な切り口で来店計測のできる「RealSight®」、同じくタグをサイト内に挿入することで、サイト上のどのページが実際に来店につながっているかを可視化できる2つの来店可視化ソリューションを従来の広告配信プラットフォームのUIへの統合を完了しました。その実際のデモもブースで行っているので、ぜひブースまでお越し頂ければと思います。

 

 

―アタラに対してどういうイメージがありますか?
新たなソリューションが次々と登場して来るこの業界のプロフェッショナルです。業界全体の発展のためのたのもしいパートナーであると考えております。

 

―ATARA LIVE 2018への意気込みを教えてください。
「位置情報活用」のマーケティング施策は、出始めてきたばかりで、その認知や具体的な成功事例、実際の運用部分に関して、弊社の競合含む多くの企業が暗中模索しているところです。

 

しかし、多くの広告主にとっては、これまでの課題を解決できなかった画期的な施策に間違いありません。
そのため、この「位置情報」を活用した産業を大きくしていくには、先進的な広告主様や、広告代理店の皆様のご協力が必要不可欠です。

 

疑問や率直なご意見など、ブースでもお伺いしたいので、ぜひ会場でお会いしましょう。

 

※ATARA LIVE 2018 の参加申し込みはこちらからお願いします。

 

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