「協賛企業に聞く!」は、ATARA LIVE 2018に出展する協賛企業から、データドリブンに対する取り組み、イベントに向けての意気込みなどをインタビューしたものをお届けします。第2回はエクスチュア株式会社です。
ー企業概要を教えてください
エクスチュアはマーケティングやデータ分析におけるテクノロジーのスペシャリスト集団であり、複雑で難しいツールの活用や導入を支援している会社です。Adobe Experience Cloud, Google Cloud Platform, Tableau等のプロフェッショナルサービスをパートナーとして提供しています。
―データドリブンマーケティングについて、どのように捉えていますか?
データを活用することで、根拠に基づいた施策を行うことができ、その効果を正しく理解できるようになると考えています。現在はオンラインだけでなく、リアル店舗においてもトランザクションデータや位置情報など様々なデータを容易に計測できるようになっているため、活躍のシーンが増えています。マーケティングにおいてデータが全てだとは思いませんが、最重要なテーマの1つであることは間違いありません。
―広告主が抱える課題とは?
データを扱うためには、そもそもデータを用意するためのデータベースの知識やETL, SQL等のテクニカルスキルと、データを分析して発見や施策立案をするための分析・ビジネススキルが求められますが、その両方を兼ね備えたチームを構築することが難しく、また、外注しようにも業界全体で人材が不足していることが課題であると考えます。
―現在課題を抱える方々に、貴社製品をどのように活用してもらいたいですか?
ツールの使い方や用語・技術の習得に時間をかけるのではなく、わかりやすくアウトプットされた結果に基づいて、お客様に施策立案やアイデア出しを効率的に行って頂ければと考えています。エクスチュアでは分析を行うための基盤構築からダッシュボード構築・分析サービスや、スキル不要で分析レポートを出力するツールを持っています。
―事例はありますか?
新製品のため事例はまだありませんが、13年のWeb解析やマーケティングテクノロジー活用の経験に基づき、マーケターの方がより簡単に、効果的に活用頂けるように設計しています。
―現在新しいプロダクトはありますか?
Adobe AnalyticsやGoogle Analytics導入企業向けに、サイトの俯瞰図を作成し、サイト全体のアクセス状況(遷移状況)やサイトにおける最も大きなボトルネックのトップ5を自動的・視覚的にレポートするエクスチュア社製ツール「ExMine」があります。Adobe Symposium 2018で初お披露目をしたところ、ユーザ様に大変ご好評頂いております。
―アタラに対してどういうイメージがありますか?
運用型広告において、黎明期からのご経験から多くのノウハウをお持ちであると感じています。最近はDOMOによるダッシュボード構築にも力を入れられていて、今まで培われた領域に全方位的なデータ分析を掛け算して、最先端を走っていかれるのだと思っております。
―ATARA LIVE 2018への意気込みを教えてください。
広告業界では認知が無いに等しいエクスチュアですが、Web解析やビッグデータ分析で培った経験をお見せして、少しでも当社のことを知って頂ければ幸いです。来場者の方へ有用な情報をご提供できるよう、スタッフ一同お待ちしております。
※ATARA LIVE 2018 の参加申し込みはこちらからお願いします。