Yahoo!広告 スポンサードサーチで入札タイプの名称が変更

Yahoo!広告 スポンサードサーチで入札タイプの名称が変更

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「拡張クリック単価」の提供開始

2018年8月30日、ヤフー株式会社はYahoo!スポンサードサーチにて、2018年9月19日より新規入札方法の提供開始および一部自動入札タイプの提供終了を発表しています。現在、キャンペーンにおける入札は「手動入札」および「自動入札」となっていますが、その名称が変更されることになります。

 

「拡張クリック単価」が登場し「コンバージョンの最大化」は廃止

現在、Yahoo!スポンサードサーチのキャンペーンにおける入札方法は、キャンペーンの作成時または設定編集時に、「手動入札」または「自動入札」から選択することができますが、まず「手動入札」の名称が「手動入札:個別クリック単価」に変わり、その拡張機能として「拡張クリック単価」の設定が可能になります。

 

※キャンペーンにおける入札方法の設定について – Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ

 

「手動入札:個別クリック単価」とは、これまでの「手動入札」と同様、配下の広告グループもしくはキーワードに対し個別に入札価格を設定する入札方法であり、入札価格は自身で設定するものです。

 

そして「拡張クリック単価」は、「手動入札:個別クリック単価」の拡張機能として、コンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、キーワードの入札価格が自動的に調整されます。管理画面では、「手動入札:個別クリック単価」を選択した状態で「拡張クリック単価」を設定すると適用されます。つまり、現在Yahoo!スポンサードサーチで提供されている自動入札タイプの「コンバージョン数の最大化」と同等の機能として、新たに「拡張クリック単価」が提供されます。

 

「拡張クリック単価」の提供開始に伴い、自動入札タイプ「コンバージョン数の最大化」の提供は2018年11月頃に終了するとのことです。また、「コンバージョン数の最大化」以外の自動入札タイプは、変更はありません。

 

入札設定方法は自動入札と同様か

今回の「拡張クリック単価」は、「手動入札:個別クリック単価」の拡張機能として提供されるため、Google 広告の「拡張クリック単価(eCPC)」に近しい機能ではないかと推測する方も多いと思いますが、ヤフー株式会社から正式に得られた回答は「(自動入札タイプと同じように)拡張クリック単価もキャンペーン毎に設定し、広告グループやキーワード毎に入札を適用することはできない」とのことです。

 

今回のアップデートは、Yahoo!プロモーション広告における自動入札の適用条件や仕組みについて確認し直す、良い機会かもしれません。

 

※自動入札設定とは – Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ

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