Google 広告、小売店舗向けの広告メニューを強化へ

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小売業者向けに3つのプロダクトをリリース

2018年6月11日から13日にかけて開催されたSearch Marketing Expo Advancedで、Googleは小売業者向けに3つのプロダクトを紹介しました。

 

 

1. アフィリエイト住所表示オプションを動画広告へ追加

TrueViewのインストリーム広告やバンパー広告に、アフィリエイト住所表示オプションを追加することが可能になりました。追加した場合のイメージが下図になります。

 

Image Source: Inside AdWords
 

これにより小売業者は、近くの小売店や自社製品を販売する自動車販売店などへのトラフィックを測定する事が可能です。また、アフィリエイト住所表示オプションを追加したことにより、クリック率が15%以上向上する事例も出てきているとの事でした。設定方法などは、下記ヘルプページをご参照ください。

 

 

2. Local catalog ads

こちらは2018月6月末までにリリースされる予定の機能になりますが、この広告では、モバイルで見やすいレイアウトで、商品画像と在庫状況を強調し、買い物客が商品を探しやすくなっております。

 

 

Image Source: Inside AdWords
 

フランス最大のエレクトロニクスおよび家電小売業者の1つBoulangerでは、2018年春の特別プロモーションイベントのために、Local catalog adsを使用し、広告投資金額の42倍の収益を出した事例も発表されています。

 

また、GoogleはLocal catalog adsやローカル在庫広告を簡単に出すために、Local feed partnership programの提供を開始しました。このプログラムでは、CayanPointyLinxyReceiptsなどのPOSデータや在庫データの提供会社が、販売者に代わり、GoogleにPOSデータおよび在庫データを提供するものになります。

 

現時点では、日本のPOSデータや在庫データの提供会社との連携は未定ではありますが、日本でも早く展開される事を期待したいですね。

 

3. 競合他社の販売価格の確認が可能に

こちらの機能では、自社も販売している同一商品に競合他社がいくらで販売しているのかが確認しやすくなります。

 

Image Source: Inside AdWords
 

この機能を使用することで、価格競争力のある商品を宣伝したり、販売価格を決める判断材料の1つにしたり、競合他社の価格設定によるパフォーマンスの低下を解決したりする際に、活用することができます。

 

ショッピングアクションプログラムの紹介

Googleは、先に述べたプログラム以外にも、Google Assistantなどの音声入力での販売促進など、他にもさまざまな機能のテストや追加を実施しております。

 

Image Source: Inside AdWords
 

ショッピングアクションプログラムをリリースしてから、約1,000社以上のお申し込みがあり、現在約70社の小売業者がプログラムに参加しているようです。本プログラムの初期テストでは、ショッピング広告のみやっていた時と比較して、平均的にクリック数・コンバージョン数が増加し、平均クリック単価やコンバージョン単価は低くなった結果がでてきているとの事でした。

 

ショッピングアクションプログラムに参加してみたい方は下記フォームより申込みをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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