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Google AdWordsアプリを改めて使ってみる
2016年にGoogle AdWordsをモバイルでも確認しやすいようにアプリがリリースされました。リリース当初、キャンペーン・広告グループ・キーワードのステータスの変更はできるけれど、キーワードの追加はできないなど、Google Adwordsアプリを使ってできる事は、多くの制限がありました。Google AdWordsアプリが活用される場面としては、外出中や電池切れなどパソコンが使用できない環境下で、Google AdWordsを確認しなければならない緊急時などが考えられます。そのため、Google AdWordsアプリで何が見れて、何ができるのかを知っておく価値はあると思います。
Google Adwordsアプリでできる事
Google Adwordsアプリでできる事は、下図にまとめたものになります。
リリース当初は使用できなかったキーワードの追加やマッチタイプの変更は、使用できるように改善されておりました。上図に記載されているもの以外は、基本的にできないものと考えてもらえればと思います。例えば、検索クエリ・広告表示オプション・リンク先URL・Trueview広告の動画素材・ディスプレイ広告のユーザーリスト別数値などの確認は現段階ではできませんでした。
Google Adwordsアプリの表示項目
Google Adwordsアプリでは、キャンペーン・広告グループ・広告単位それぞれで、表示項目の変更が可能です。ただし、パソコンで確認できる項目が全て見られるというわけではなかったので、どの項目が確認できるかを、下図にまとめました。
※下図表示項目の並び順は、アプリでのデフォルトの並びになります。
簡易的な数値確認のために必要な項目はそろっていると思います。モバイルは画面が小さいため、項目数によっては見切れてしまう場合があります。表示項目は、何をどの順番で表示させるかも選択可能なため、目的に合わせて変更する必要があります。
Google Adwordsアプリのグラフ
Google Adwordsアプリで意外と見やすいと思ったのがグラフです。
表示項目の種類によりどのようなグラフが見られるかを、下図にまとめました。
表示回数やクリック数では、デバイス別数値があるにもかかわらず、コンバージョンではデバイス別数値がないのは、少し残念でした。割合にどのような違いがあるのか見やすいと思ったので、今後の機能改善に期待です。
最後に
パソコンに比べて、アプリでGoogle Adwordsを確認するのは、画面が小さい事や変更できない部分が多い所も踏まえるとやはり使う機会は少ないことが考えられます。また、画面が小さいからこそ誤操作が多くなりやすいため、アプリでの作業は必要最低限に抑えた方が良いかもしれません。
ただし、冒頭で述べたような万が一の事態に備えたり、その瞬間気になった広告数値を調べたりと、Google Adwordsアプリを使う方が便利なケースもあるかと思います。気になった方は、下記リンクからダウンロードしてみてください。