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Video AdsとVideo for Company Pagesがリリース間近
LinkedInでは今まで通常投稿の場合のみ、動画をニュースフィードに流すことが可能でした。2018年3月末のTechCrunchとSearch Engine Journalの情報によると、動画広告(Video Ads)と会社ページ用動画(Video for Company Pages)がまもなく提供されるとのことです。今回は、新しくリリースされる2つの機能をご紹介していきたいと思います。
動画広告(Video Ads)
LinkedInの動画広告は、ニュースフィード上にスタンドアロンの投稿として表示されます。また、動画は表示されると自動で再生されますが、音声は最初にオフになっており、Facebook動画広告と同じ表示形式と言えます。
ターゲティングの機能については、役職、年功、会社名、業界、スキルなどの特性によって設定が可能になります。
効果計測に関しては、どのようなユーザーが、動画閲覧、エンゲージメント、コンバージョンをしたのかを分析したり、動画広告によって獲得したリード数、申し込み数、サイト訪問者数などのアクションの内訳を確認したりすることが可能です。
また、LinkedInの発表によると、動画広告は2017年10月以降で700以上の広告主に対して、テスト導入をしており、通常の広告よりも3倍以上のエンゲージメントタイムになっているとのことです。
会社ページ上での動画配信(Video for Company Pages)
LinkedInには、Facebook同様に、個人ページとは異なる、会社ページ(Company page)をもつことが可能です。会社ページでは、会社概要や、求人情報、社風を公表する事ができます。その会社ページにも、動画を公開する機能がリリースされるとのことです。会社ページでの動画は、他のタイプのコンテンツと比較して、会話までつなげる確率が5倍高いというデータもLinkedInが発表しています。
BtoBマーケティングに強いLinkedIn
LinkdInは、他のソーシャルメディアと比較して動きが遅いと言われており、今回の動画広告もやや遅れてのリリースとなりました。ただし、LinkedInは、BtoBマーケティングに活用できるようなサービス展開に力を入れており、圧倒的な強みをもっていると言えます。今回の機能は、今後数週間で提供される予定とのことなので、リリースされたら活用していきたいと思います。