Google AdWords(Google 広告)で新たなトラッキング方法として「並行トラッキング」を発表

Google AdWords(Google広告)で新たなトラッキング方法として「並行トラッキング」を発表

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2017年10月19日(日本時間で10月20日)、Google は従来のトラッキング方法を変更し、新たなトラッキング方法として「並行トラッキング」を発表しました。2018年初頭には、すべてのGoogle AdWords(以下、AdWords)アカウントで使用可能となります。

参考:

 

並行トラッキングの概要

並行トラッキングとは、ユーザーを広告から最終ページURLへ直接誘導しつつ、同時にバックグラウンドでトラッキングを行います。これにより、ランディングページの読み込み速度が高速化することで訪問者数が増え、無駄な広告費用を減らしながらコンバージョンを増やすことができます。

 

従来のトラッキング方法では、ユーザーが広告をクリックしてから最終ページURLへ到達するまでにリダイレクトが複数発生しており、ページの読み込み速度が「数百ミリ秒」遅れて表示されていました。

 

従来のトラッキングのプロセス:

  1. ユーザーが広告をクリックする
  2. AdWords のクリック トラッカーが読み込まれる
  3. トラッキング URL が読み込まれる
  4. 追加のトラッキング URL があれば読み込まれる
  5. 広告主のランディング ページがユーザーに表示される

 

しかし、今回発表された「並行トラッキング」は、ユーザーが広告をクリックしてから最終ページURLへ直接誘導し、トラッキング処理をバックグラウンドで行うことにより、ページの読み込み速度を高速化させることができます。

 

並行トラッキングのプロセス:

  1. ユーザーが広告をクリックする
  2. 広告主のランディング ページがユーザーに表示される

 

バックグラウンドで同時に進行する処理:

  1. AdWords のクリック トラッカーが読み込まれる
  2. トラッキング URL が読み込まれる
  3. 追加のトラッキング URL があれば読み込まれる

Image Source: Inside AdWords
参考:

 

サードパーティープロバイダへの確認

今回のトラッキング方法の変更により、サードパーティープロバイダは対応が必要となります。サードパーティープロバイダを使用している広告主は、ご利用のトラッキングテンプレートと並行トラッキングの互換性について、テンプレートのプロバイダにご確認ください。

 

Google はAMPランディングページを初め、モバイルデバイスのユーザーエクスペリエンス向上に取り組んでおり、今回のトラッキング方法変更もまた、モバイルデバイスのユーザーエクスペリエンス向上の取り組みの1つです。ランディングページの読み込み速度はコンバージョンを獲得するための重要な要素の1つであり、表示速度が1秒が遅くなるとコンバージョン数が最大20%減少するため、使用可能なアカウントでは、是非活用してみてはいかがでしょうか!

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