Facebook Audience Network がアップデートされ、アプリインストール広告を、リワード動画広告としても配信できるようになりました。
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“リワード動画広告” とは
「ユーザーがパブリッシャーから何らかの報酬が得られるようになっている動画広告」のことを Facebook ではリワード動画広告と呼んでいます。
例えば、既に提供開始されているゲームデベロッパーでは、自社のリワード動画広告を視聴したプレイヤーに対し、ゲーム内の通貨やアイテム等を報酬として提供する仕様になっています。
「フルスクリーンの臨場感にあふれた動画サービスが提供されます」とのコメントどおり、一般的な動画フォーマットと比べ実際のプレイ画面を広告として表示させるなど、フルスクリーンならではの幅広い用途があるのではないでしょうか。
リワード動画広告はゲームプレイヤーの反応も上々のようで、Unityの調査によると、プレイヤーの78%がリワード動画広告を利用してもよい、と答えたとのことです。
今後の展開について
リワード動画広告は、今後順次、モバイルアプリのインストールを目的とした動画広告キャンペーンで、配信先に Audience Network が選択されている場合に利用可能になります。
利用にあたって必要な作業は特に必要なく、広告アカウントへのアップデートが完了次第、自動的にリワード動画広告としても配信されるようになります。
配信タイプもより詳細設定が可能に
2017年6月に Audience Network、インスタント記事、インストリーム広告におけるプレースメント管理機能の強化が発表されましたが、今後は配信を開始する前に配信先が開示されるようになります。
参考:
キャンペーン開始前に、広告が配信される可能性のある場所のリストにアクセスできるようになるようですので、Audience Network への配信においても透明性の向上が期待できます。この機能は一部広告主の協力のもと試験運用中で、試験運用の結果を踏まえて調整を進め、年内にはすべての広告主が利用可能になる予定とのことです。
月間アクティブユーザー数も20億人を突破し、ますます巨大プラットフォームとして存在感を増す Facebook、引き続き要注目です!
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