2017年1月11日(米国時間)、2016年8月にローンチされた Instagram Stories (インスタグラム ストーリーズ)を、広告としての試験運用を開始することを発表しました。
リンク: Bringing Business Insights and Ads to Stories
Instagram Storiesは、現在世界中で毎日1.5億人を超えるユーザーが利用しているそうで、ローンチから急速に利用されるようになっています。試験運用開始にあたり、「広告の導入によって、広告主はより視覚的で没入感が高く、直感的な形式で消費者に有益な情報を届けることができるようになります。」とコメントしています。
試験運用の開始時は資生堂、ナイキ、ユニリーバの「ダヴ」、ゼネラルモーターズ、エアビーアンドビーなど30を超える広告主が対象となり、今後数週間をかけてグローバルで展開していく予定とのことです。
通常のInstagram Storiesは投稿後24時間で自動的に消去され、プロフィール画面やフィードには表示されませんが、広告フォーマットとしてどのような仕様になるのか詳細は伝えられていません。グローバル展開される際に追加アナウンスがあるかと思いますので、こちらでも追ってご紹介したいと思います。
また、広告の試験運用開始と併せて Instagram Stories の投稿に関するインサイト機能の提供も発表しています。
Mindy’s Bakeshop Instagram Story from Instagram for Business on Vimeo.
インサイトは2016年8月に発表されたビジネスツール内で閲覧可能で、リーチ、インプレッション数、返信数などの指標が確認できます。なお、インサイトは広告主に限らず、ビジネスプロフィールを利用しているアカウントであればどなたでも閲覧可能になるようです。
Instagram らしいユニークな機能で今後もブランド認知度を向上させる新しい手法として活躍するのではないかと思いますので、引き続き注目したいと思います!