最近リリースされたGoogle Analytics Reporting API V4を制御し、データ分析を可能にするRパッケージが新しく使えるようになりました。
リンク:googleAnalyticsR: Analytics Reporting API V4 向けの新しい R パッケージ
googleAnalyticsRは、Google アナリティクスの Google デベロッパー エキスパートであるMark Edmondson氏が開発したものです。
リンク:googleAnalyticsR – Google Analytics API to R
googleAnalyticsR を使うと、Googleアナリティクスで収集したデータを任意のRセッションに直接ダウンロードし、そのセッションと他にオープンソースで公開されている豊富なRパッケージを併用して、より深い分析ができます。
googleAnalyticsR は v3 API 機能に加え、次の v4 固有の機能にも対応しています。
- オンザフライ計算指標
- ピボット レポート
- ヒストグラム データ
- さらに高度な複数のセグメント
- マルチデータ リクエスト
- コホート
- 一括処理レポート
googleAnalyticsRの利用には、
をご用意ください。
googleAnalyticsRを使うことで、API経由でのデータ取得、セグメントの作成、Shinyを使ったダッシュボード作成が可能です。また、サンプリングされていないデータの取得、分析も可能で、その場合、BigQueryにエクスポートされたGoogleアナリティクス360のデータに対して直接クエリを実行し、サンプリングされていない数百万もの行をダウンロードできるようになっています。
Googleアナリティクスのデータを、より深く、かつスピーディに分析するには強力なツールかと思います。データ処理や視覚化にもオープンソースの波がきてますね。こういった環境をいかに探し当て、サクサク使いこなしていくかも、今後の運用者に求められる資質の一つになっていきますね。