2016年11月28日、Twitter Japan はテーラードオーディエンス配信の連携先として、日本国内のDMPベンダーとパートナーシップを開始したことを発表しました。
リンク:テイラードオーディエンスのパートナーシップを日本でも開始
テーラードオーディエンスとは、自社のファーストパーティデータ(訪問履歴やコンバージョンアクション・自社CRMデータなど)を活用し、Twitter広告へターゲティング配信できるプロダクトです。
今回のリリースにより、DMPベンダー側で保有しているユーザー属性データと自社CRMデータを組み合わせ、質の高いユーザークラスタリングをテーラードオーディエンスとして Twitter へ広告配信が可能となります。
具体的には、自社CRMデータで保有しているコンバージョン性向の強いロイヤルカスタマーユーザー(何度も利用しているようなファンユーザー)をDMP側でクラスタリングし、それをDMPが独自にサードパーティデータを利用してクラスタリングしている興味関心カテゴリーと組み合わせることで、Twitter広告で特定のターゲティングとして活用したり、個別のクリエイティブで配信するなど、運用の幅が広げることができそうです。
一方で、ターゲティングのみにこだわるのではなく、Twitterというメディアの特性を理解して、その「場」に合ったコミュニケーションシナリオを設計することが広告運用において大事であることには変わりありません。詳細なターゲティングを活用し、そのターゲティングに刺さるコミュニケーションを設計することで、パフォーマンスが発揮できるものと考えます!
現時点のDMPパートナーは以下の8社となっており、順次拡大する予定のようです。今のところ、主要な国内DMPベンダーは網羅されています。
※国内DMPパートナー (五十音順)
株式会社インティメート・マージャー
Supership株式会社
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
株式会社電通
株式会社 博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYデジタル
株式会社BI.Garage
株式会社RightSegment