2016年12月5日、株式会社ロックオンは、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」において、デモグラフィック情報の分析機能の提供開始したことを発表しました。
リリース:「アドエビス」で蓄積した約100億件のアクセスデータと外部データを連携し、デモグラフィック情報「年代・性別・地域」の提供開始。コンバージョンの有無に関わらず、ユーザー属性と行動履歴をつなげて分析可能に。
「誰」が起点となったメディア分析や、顕在的ユーザーの把握
本機能により、アドエビス上で蓄積した約100億件のアクセスデータと、400万超の外部モニターネットワークデータを連携し、デモグラフィックの情報をユーザー単位で分析できるようです。
※管理画面イメージ(リリースページより抜粋)
たとえば、40代の女性をターゲットとしている福岡の健康食品メーカーの場合、
1:Webサイトのページを3ページ以上行動していたユーザーは、40代女性であることが本機能でわかった。
2:1で絞り込んだデータからの流入元は広告経由だった
3:福岡在住の40代女性の広告媒体で最も新規ユーザーが多いのはメディアAだった。
のように、本来のアドエビスとして蓄積している「広告接触・自然検索・サイト来訪」といった行動履歴データと、「年代・性別・地域」といったデモグラフィック情報をユーザー単位で紐付けて分析できるようになります。
※また「年収」や「世帯構成、趣味趣向」といった、より詳細なユーザー属性データの追加も可能とのことです。
現在、本機能はアドエビスを利用しているユーザーであれば、無償で利用できるようです。
顕在的なユーザー属性を把握したり、新規ユーザーへアプローチしていく上でのヒントになるデータが見れるので、積極的に活用してもよいと思います。