Yahoo!広告 スポンサードサーチのサイトリターゲティング機能にてターゲットリストを複数設定可能に

Yahoo!広告 スポンサードサーチのサイトリターゲティング機能にてターゲットリストを複数設定可能に

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設定可能なターゲットリスト数の上限なし

2016年10月5日、Yahoo! JAPANはYahoo!プロモーション広告「スポンサードサーチ」(以下、Yahoo!スポンサードサーチ)で試験提供しているサイトリターゲティング機能にて、キャンペーン・広告グループに設定可能なターゲットリストの数を「上限なし」に変更することを発表いたしました。
リリースは2016年10月19日(水)に予定されていますので、必要に応じて準備を進めておきましょう。
リンク:【スポンサードサーチ】サイトリターゲティング試験提供における機能改善のお知らせ

 <変更前>
キャンペーン(除外設定):1件まで
広告グループ(配信設定):1件まで
広告グループ(除外設定):1件まで
<変更後>
キャンペーン(除外設定):上限なし
広告グループ(配信設定):上限なし
広告グループ(除外設定):上限なし

これにより、設定したいターゲットリストが複数に分かれていた場合でも、予めターゲットリスト設定画面でひとつにまとめたリストを作成することなく、キャンペーン・広告グループに複数設定が可能になります。
※キャンペーンでは除外設定のみ、広告グループでは配信設定・除外設定の両方が可能
また広告グループにターゲットリストを「配信」設定した場合は入札価格調整率を変更することができますので、複数リストを紐付けて入札価格に差をつけたい場合など特に便利でしょう。
参照:ターゲットリストの入札価格調整率と配信対象ユーザーの設定(Yahoo! ヘルプ)

Yahoo!スポンサードサーチ×サイトリターゲティング

改めて、Yahoo!スポンサードサーチのサイトリターゲティング機能とは、「過去に広告主のサイトを訪れたことがあるかどうか」を広告表示の条件に追加できる機能です。
ターゲットリストを「配信」に設定することで広告表示対象を「過去に広告主のサイトを訪れたことのある検索ユーザー」だけに絞って訴求を変更したり、逆にターゲットリストを「除外」することで「広告主のサイトへ訪問したことのない検索ユーザー」のみに広告を表示することも可能になります。これはGoogle AdWordsの「検索広告向けリマーケティングリスト(RLSA)」とほぼ同様の機能と言えます。
現在はあくまで「試験提供」となっていますが、試験提供開始(2015年7月22日)から1年以上が過ぎての追加アップデートですので、正式提供となる日も近いのではないでしょうか。
参照:
・サイトリターゲティングとは(Yahoo! ヘルプ)
・検索広告向けリマーケティングリスト(AdWords ヘルプ)

「配信」と「除外」の組み合わせによっては、なかなか入札できなかったキーワードの活用や、訪問履歴に合わせた訴求の変更によって効率の改善などが期待できます。
使い勝手の向上したYahoo!スポンサードサーチ サイトリターゲティング機能、まだ活用されていない場合はこの機会に導入を検討してみることをおすすめいたします!

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