2016年8月31日、Yahoo! JAPAN は Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)においてサーチターゲティングの機能改善を発表いたしました。
今回の機能提供により、サーチキーワードリストを作成するうえで、URL検索・有効期間・検索回数を条件としてリストの作成できるようになっています。
URL検索・有効期間・検索回数の条件が追加
機能条件として追加されたのは以下3つです。
■URLを基にしたサーチキーワード提案機能
■検索履歴の有効期間の指定機能
■検索回数の指定機能
追加された機能を実際に画面でみてみると、
赤枠が新機能の部分ですが、URL検索として”https://www.atara.co.jp/unyoojp”で候補を算出してみましたが、関連性が薄いキーワード候補も出ています。
きっとコンテンツ内のキーワードやリファラーだけで算出しているわけではなさそうですね。
検索ユーザー数が絞りこまれてリスト作成ができます。
YDNと検索ユーザーのエンゲージメントを考える
今回の新機能によって、単純に指定された検索ユーザーを対象にするのではなく、リマーケティングリストのように検索ユーザー内で深度を組み立てていくことができるので、検索ボリュームが大きいキーワード候補(特に検討期間が短いサービス・商材で情報収集フェーズのユーザー)などで活用すると成果に違いがでると思います。
2013年にサーチターゲティングがリリース以降、『登録キーワードの仕様を完全一致から語句一致』に変更があったり、登録キーワードリストデータを約2万語追加更新があったりと、Yahoo!独自配信としての機能拡充が進んでいますね!
大事なのは、検索意図を汲みとって、どうYDN配信でコミュニケーションしていくか、をより考えていかないといけないと感じています!