AdWords APIの最新バージョン、v201601がアナウンスされました。
リンク:Announcing v201601 of the AdWords API
主な機能追加としては、
- レポーティングの改良:VIDEO_PERFORMANCE_REPORTにいくつかの新フィールドが追加。CRITERIA_PERFORMANCE_REPORTおよびKEYWORDS_PERFORMANCE_REPORTに新しい品質スコアとfirst position bidのフィールドが追加。PARENTAL_STATUS_PERFORMANCE_REPORTが新しく追加。
- バッチ処理の改良:BatchJobServiceが改善され、ジョブのオペレーションをアップロードする際の遅延が解消
- カスタマーアカウントの管理:SETオペレーションでManagedCustomer.nameを更新可能に
- コンバージョン:Customer.conversionTrackingSettingsの新しいoptimizeOnEstimatedConversions属性を経由してコンバージョン列およびコンバージョンをベースにした入札戦略がクロスデバイスコンバージョンを加味するかを設定可能に
- 拡張クリック単価入札:ManualCpcBiddingSchemeのenhancedCpcEnabled属性を設定可能に。
- ターゲティング:GDNにおいて子供の有無によるターゲティングと入札のためのParentクライテリアタイプが利用可能に。加えて、ConstantDataServiceがモバイルアプリのカテゴリおよびスマートフォンのユーザークライテリアのリストを入手可能に。
現在AdWords APIのv201506を活用している場合は、2016年4月11日をもってサンセットとなりますのでご注意ください。その場合はv201509をスキップして、直接v201601へ対応することをグーグルは推奨しています。
また、今回のバージョンアップに伴い必須機能の要件(RMF – Required Minimum Functionality)が変更されているので、対象となるツール/システムをお持ちの場合は内容をご確認ください(2016年2月5日現在は英語版ページのみ更新)。
https://developers.google.com/adwords/api/docs/requirements