Google の Viewability(広告の視認性)に対する決意表明が改めて発表されました。
リンク:Inside AdWords: The Google Display Network ups its commitment to viewability
Google は2015年9月30日に CPM を vCPM(広告のインプレッションではなく、視認可能な Active-view 配信の場合にのみ課金するモデル)に完全移行するというアナウンスをしましたが、それが完了したことを改めて発表しました。
参考記事:Viewabilityで先手を打つGoogle。GDNの「CPM」は「vCPM」へ移行し、100%ビューアブル配信へ。
このアナウンスに併せて、以下の機能やレポートを追加しています。
1. フリークエンシーキャップが Viewable Impression のみ対象に
ディスプレイ広告のフリークエンシーキャップは、今後数週間以内に Viewable Impression のみが対象になるようです。これにより、今まで以上にView-through の意味づけが正確になりますし、アトリビューション分析の精度も上がることに繋がります。
2. Active-View レポート指標の追加
広告主側がディスプレイ広告のパフォーマンスを今まで以上に確認できるよう、「インプレッション全体におけるアクティブビュー測定可能なインプレッションの割合」を始めとした各種指標が追加されています。
このような取り組みがエコシステムに参加するネットワーク全体に広がることを期待します!