AdWordsが15周年を迎えました。Inside AdWordsにこれまでの歴史やマイルストーンが掲載されています。ぜひインフォグラフィックもご覧いただければと思います。
リンク:Happy 15th Birthday, AdWords!
サービス開始当初は広告主は350社。現在は世界100万社以上。売上高7.5兆円規模(2014年)の巨大広告プラットフォーム。
サービス開始からもう15年も経ったんだなという感じがします。ブログポストにもあるように、生活者と企業をつなぐマッチングエンジンとして世界中のビジネスを変えてきた歴史でもあります。AdWordsが素晴らしいのは、大手ブランド企業であろうが小規模のローカルビジネスであろうが関係なく、生活者のニーズと企業・組織のサービス、商品、情報をひたすらつなぎ合わせてきたところにあります。
世界中で、いつどこにいても、どの地域に対しても即時でさまざまなフォーマットの広告が掲載できる。洗練されたアルゴリズムでマッチングする。紛れもなく世界最強のグローバルウェブサービスプラットフォームだと思います。
広告のあり方や広告業務を大きく変革させたことも挙げられます。
Overture Servicesが入札型のインターネット広告の仕組みを考案し、それをAdWordsで洗練させたのがGoogle。これまでのAdWordsを中心とした運用型広告の歴史や背景を知ることは、現在のAdWordsやAdWordsを参考にしているような運用型広告の仕組みを理解することに役立つので、機会を見つけてはアタラの会長の佐藤(Google Japanの立ち上げ当時からのメンバー)とそういう場を持つようにしています。
昨年、TATEITO社のマナビトオンラインの動画教材として記録してもらいましたので、ご興味ある方はぜひご覧ください(無料です)。
これからのAdWordsはどうなっていくんでしょうね。AdWordsは現在同様、絶え間なく進化し続けていくと思います。ターゲッティング精度をより高めたり、さまざまな業種ニーズに合った広告フォーマットが出てくるものと思います。数年後には今よりも一層生活者のモバイル利用を意識した形になっているように思います。動画広告の活用も増えていくんだろうと思います。データフィードを活用して、限りなくキーワードレスに近い管理ができるようになると思います。ビューアブルな広告の売買も普通に行われるようにも思います。
何よりも、これまでと同様、業界を形成していくような新しいテクノロジーやイニシアティブをAdWords、Googleには期待しています。
AdWords、15歳の誕生日おめでとう!