Google 広告の広告カスタマイザを使って地域ごとに広告を動的に出し分ける方法

Google広告の広告カスタマイザを使って地域ごとに広告を動的に出し分ける方法

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広告カスタマイザが位置情報に対応

2015年10月6日(日本時間で10月7日)、AdWordsの広告カスタマイザでユーザーの位置情報に合わせて広告を出し分けることが可能になりました。

リンク:Dynamically customize your ads for locations using ad customizers…(Google+)

既にヘルプも更新されていますので、かんたんに配信方法を確認していきたいと思います。

リンク:広告カスタマイザを使って、リアルタイムに広告文面を変更する  – AdWords ヘルプ

「Target Location」列の追加

広告カスタマイザは、AdWordsの管理画面の「共有ライブラリ」>「ビジネスデータ」から、「広告カスタマイザ データ」をアップロードし、広告グループの広告文に参照するキー項目を指定することで、動的に広告文を変更することができる機能です。

今回の更新で、ユーザーの所在地情報を利用することができるようになったので、広告カスタマイザデータに「Target location」項目(列)を追加することで、ユーザーの所在地や興味関心のある地域(例:検索クエリに地名が含まれる場合)に合わせて、広告表示を変えることができます。

以下はAdWordsのヘルプからの抜粋ですが、設定をイメージしやすいかと思いますのでご参考下さい。

スクリーンショット 2015-10-08 17.42.24

AdWords ヘルプより抜粋

簡単に言えば、Target location が含まれるデータがアップロードされている場合は、広告文側で {=データ名.項目名} と指定すれば、ユーザーの所在地やクエリに含まれた地域に合わせて、指定した項目名が広告文として展開される、ということになります。

これまでの広告カスタマイザは「何を」広告として表示させるかを広告文で指定することが多かったのでやや戸惑いますが、Target location は、「何を」「誰に」出すのかを合わせて指定するもの、と捉えると分かりやすいかもしれません。

利用シーンとしては、複数の店舗や拠点を持つビジネスでの利用が考えられますが、それ以外にも、地域ごとの配送時間や配送タイミング、送料の違いなどを広告文で表現したり、ユーザー所在地に合わせた個別アピール(人材募集など)も考えられますね。アイデア次第でいろいろな表現が試せそうです!

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