2015年8月13日にGoogleがAdWordsショッピングキャンペーンに対してあらためて、入札戦略ツールを紹介していました。
※参照記事: Suite of automated bidding solutions for Google Shopping
あらためて、入札戦略ツールで用意されている戦略項目は以下です。(※説明はAdWordsヘルプページより抜粋)
・拡張CPC
拡張 CPC(eCPC)によって、各クリックがコンバージョンにつながる可能性に基づいて、個別設定の入札単価が自動的に調整されます。
・目標コンバージョン単価
目標コンバージョン単価(CPA)によって、平均コンバージョン単価を目標値に抑えつつコンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札単価が自動的に調整されます。
・クリック数の最大化
クリック数の最大化によって、選択した目標予算の範囲内で最大限のクリックを獲得できるよう、入札単価が自動的に設定されます。
・目標広告費用対効果
目標広告費用対効果(ROAS)によって、広告費用対効果の平均値の目標達成を目指しながら、コンバージョンの価値が最も高まるよう、入札単価が自動的に設定されます。
※ただし、この戦略だけは、ベータ版なので全アカウントでは使えません。募集用のフォームがあるので、使いたい場合はエントリーが必要との事。
【以下2点は現在、ショッピングキャンペーンでは使用できませんが、共有まで】
・検索ページの目標掲載位置
検索ページの目標掲載位置によって、検索結果の最初のページやページ上部に広告が表示されるよう、入札単価が自動的に調整されます。
・目標優位表示シェア
目標優位表示シェアによって、別のドメインの広告よりも上位に広告が表示されるよう、入札単価が自動設定されます。
入札戦略ツールを上手に向き合うこと
ショッピングキャンペーンの広告効果を向上させる上で、入札戦略ツールをもっと使ってね、という記事なので、活用することでのバリューも多いと思います。ただ、やはり活用するのは人です。理解が浅く活用したことで、悪影響を及ぼす可能性もあるので上手に向き合うことが重要ですね。
その上で特にポイントとしては、『明確なビジネス目標に対して設定し、設定後も人が入り、改善する事』が大切で、必ずテストを繰り返し入札戦略ツールへ指示をしていくことです。
この辺りは既に詳細にまとめられている記事がありますので、ご参照ください。
※参照記事:入札戦略ツールの使い方、徹底解説(アナグラムさんのブログ)
※参照記事:自動入札機能および入札戦略ツールのガイド(AdWordsヘルプ)