2015年8月10日、株式会社D2Cは商品リスト広告「D2C PLA(Product Listing Ads)」の提供開始を発表しました。
リンク:スマートフォンに特化した商品リスト広告「D2C PLA(Product Listing Ads)」を8月10日より提供開始
「D2C PLA」は、スマートフォンに特化した商品リスト広告です。多数の商品点数を保有しているEC事業者を対象とした広告商品で、スマートフォンユーザーが検索時に関連した商品の画像や商品の名前、価格、販売しているサイト名などを表示するサービスです。
第1弾として株式会社NTTドコモが運営するスマートフォン向けポータルサイト『dメニュー』の『ショッピング検索』結果画面にて掲載を開始されます。
D2Cが提供する広告配信システムと広告主の商品データベースの接続し、自動的に広告原稿と入稿キーワードが生成される仕組みとなっています。
その広告主の商品データベースとD2C PLAをつなぐサービス(下記図の「データ取得」の部分)として、コマースリンク株式会社が提供するデータフィード最適化サービス「DFO」との提携も同時に発表されました。
既に株式会社ディノス・セシール様のファッションECサイト「イマージュネット」でトライアル掲載を7/10(金)より実施し、同一面における通常のリスティング広告と比較して約1.5倍のCTR(クリック率)の効果が出ているとしています。
効果の高いPLAにD2Cが参入するのは自然な流れですね。EC事業者は選択肢が新たに増えたことになります。データフィードプロバイダーと最初から連携し、商品データの入稿をしやすくしているのもよい動きだと思います。EC事業者は有効な商品データは何かをテストを通じて特定するなど商品データベースにますます磨きをかけ、データを柔軟に取り出せる仕組みにするフェーズだと強く思います。