2015年6月8日に、Google Merchant Center の2015年下半期に行われる商品データフィードの仕様変更がアナウンスされました。日本にも影響がある変更が含まれているため、記事は即日邦訳されています。
元記事:Inside AdWords: 2015 update to Google Shopping Feed Specification and Google Product Taxonomy
日本語記事:Inside AdWords-Japan: 2015 年の Google ショッピングの商品フィード仕様と Google の商品分類の変更について
今回の変更は大きく、「商品フィード仕様」「Googleの商品分類」の2つに分かれています。具体的には、
「ID属性と GTINの厳密化」
「ファッション関連項目の組み直し」
「Google商品カテゴリIDの導入」
「送料含めた合計額の表示対象国の拡大(含日本)」
となります。
Google商品カテゴリIDの導入は、フィードの数が多い企業にはフィード承認エラーが減りそうでありがたいですね。Google商品カテゴリIDは既に2015年6月1日から利用可能になっており、ID付きのGoogle商品分類リストは、以下のページに更新されています。
リンク:Google の商品分類 – Google Merchant Center ヘルプ
その他、今回のフィード更新の詳細は、以下のヘルプに詳細が記載されています。商品リスト広告を実施している企業や代理店の方々は、ぜひ一度ご確認下さい。
リンク:2015 年の Google ショッピングの商品フィード仕様と Google の商品分類の更新について – Google Merchant Center ヘルプ
特に、「IDとGTINの厳密化」については、有名ブランドの商品を扱っているショップは対象になりますので、9月以降不承認にならないようチェックすることをお勧めします。今後は、GTIN: ‘新品’ [new] の状態を指定して販売される指定ブランドのすべての商品について、’gtin’ [gtin] 属性と ‘ブランド’ [brand] 属性を登録する必要があり、今後、指定ブランドは増えていく予定とのことです。
対象ブランドリスト:指定ブランド – Google Merchant Center ヘルプ
今回の更新の移行スケジュールは、以下になります。
2015年6月1日から
Google商品カテゴリIDの摘要
2015年9月1日から
IDとGTINの厳密化
2016年2月1日から
正確な送料を登録(正確な送料の設定が困難な場合は、多めに見積もった送料を入力)し、総額を記載
重要な変更となりますので、今一度商品フィードのご確認をお願い致します!